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乳がん 再々再発 扁平上皮化生について

[管理番号:6376]
性別:女性
年齢:45歳
はじめまして。
現在シスプラチンとエスワン3クール目で治療中です。
私の状況はとてもめずらしいと聞いています。
今後の見通しについてお伺いしたいと思います。
先生の見立てではこの先の抗がん剤の選択肢や、それ以外の治療ならどのような治療を勧められますか?(放射線、トモセラピー、陽子線、〇〇〇の〇〇クリニックの4次元ピンポイント照射など検討しています)
まだまだ、治療を続けて出来るだけ延命したいです。
体調的には抗がん剤の副作用はありますが、仕事や家事など無理のない範囲で動けています。
最近、脇の下の腫瘍が破けて皮膚から液体が出たのですが、抗がん剤が効いて嚢胞が自壊したと聞いています。
治療の経過は、
2009年 6月 36歳、左乳房温存術受ける
病理検査の結果、ステージ1、
ER、PgR+、HER2- 治療はノルバデックス、ゾラデックス注射2年間
放射線療法2グレイを25回照射。
2012年 3月 39歳
左脇リンパ節腫れを自覚、局所再発。
腋窩リンパ節郭清の手術を受ける。
病理検査の結果、ER+、PgR境界域、HER2?、ki67 39%、計15個のリンパ節の中に転移のガンは3個あり ルミナールB
術後治療はFECを4クール、ウィークリータキソールを12回。
その後、
経口抗がん剤UFTの内服を1年間。
UFTと同時にタスオミンの内服を再開
(再発後、抗がん剤治療中は休薬中)
2016年 8月 44歳
CT 検査の結果、左乳房に再々発あり。
左乳房全摘切除 同時再建術受ける。
病理検査の結果、
ER 99%、PgR 4.7%、HER2-、ki67が19%、非浸潤がんとの診断。
この時点でホルモン治療をやめる。
2017年 8月
自家組織にて左乳房再建手術受ける
2017年 10月
たまに息を吸いこんだときに背中がズキッと痛みはしる。
2017年 12月
脇や腕も痛み出し、左胸の違和感がひどくなる。
左肩甲骨周りに強力な肩凝りのよう。
左胸の上のほうに2カ所各1センチくらいのしこり見つける。
左脇のすぐ下あたりは7~8センチくらいの大きさで筋肉に張り付くようにがっちりと硬くなっている。
胸のしこり細胞診の結果、悪性。
脇のしこり組織診の結果、
乳がんの扁平上皮化生、トリプルネガティヴ。
ER 、PgR 、HER2とも全て陰性、ki67 62%、主治医からの説明では2016年8月に全摘してから、再発までの期間が短く急速に広がっている。
他に原発があっての転移と考えたが見当たらない。
乳がんからの扁平上皮化生はとても稀なケース、主治医より別の病院の腫瘍内科医を紹介される。
MRI、PET-CT の結果、脇のリンパに再発あり、胸壁から肺に伸展あり。
左乳房全体的に影が広がっている。
骨、肝臓などには転移見当たらず。
腫瘍内科医より肺がんとしての抗がん剤も使えると説明受ける、これからエンドレスの治療になるのであれば希望としては髪の抜けないものから始めたいとお願いした。
2018年1月 ジェムザール始める 2クール後 効果見られず
2018年2月 シスプラチン、エスワン始める。
腫瘍は大きくなっているが
腫瘍マーカーの数値は下がってるためこのまま6クールまで続行予定。
現在の腫瘍の状態は、左胸上部に2カ所、鶏卵くらいの大きさのものと
脇の下には2カ所飴玉くらいの大きさのものがあります。
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
私から見れば…
其の腫瘍内科医の治療はかなり変則的なのでコメントは差し控えます。