乳がんプラザ|乳がんの手術は江戸川病院・東京


[管理番号:399]
性別:女性
年齢:50代

嚢胞、分泌液を検索していて先生のサイトに、たどり着きました。

毎年、乳腺症と言われ定期的にマンモグラフィーとエコーで検診を受けておりました。

昨年5月の検診で嚢胞があると言われましたが、1年ごとの検診で良いでしょうとのことで今年も、検診に行ってきたのですが、マンモグラフィーの際、分泌液が出ています、と言われ唖然。

今迄一度も分泌液が出たことがなかったからです。

医師から胃薬かなにか飲んでいますか?と聞かれ年末からネキシウムカプセル、ドグマチール、あと甲状腺の薬であるチラーヂンを飲みはじめた、と伝えました。

薬の影響で分泌液が出ることはあるが問題は分泌液に血液が混じっていることです。

良くないですね、経過観察で6カ月後にまたエコーをやります、と言われました。

医師からは嚢胞があるということ、マンモグラフィーとエコーではシコリは無かったということ、分泌液に血液が混じっていた、ということを伝えられただけで詳しいことは説明されませんでした。

毎年、マンモグラフィーをしていましたが、今回はとても痛くて数日たってもズキズキする痛みやひきつった感じの違和感が残っています。

分泌液に血液が混じっていた、ということは、どんな可能性が考えられますでしょうか?

いずれにせよ、切除するしかないのでしょうか?

本当に半年後の検査待ちで大丈夫なのでしょうか?

今回の マンモグラフィーの痛みがとても、強く痛みが続いているのは何のせいで、なのでしょうか?

血液混じりということで大変心配でたまらず、あと、何をするのが出来うるベストなのかアドバイスをよろしくお願い致します。

 

田澤先生からの回答

 こんにちは。田澤です。
 通常、「薬剤性の乳頭分泌」と「腫瘍による分泌」の区別は容易です。
 「ネキシウムやドグマチール」内服が関係ありそうです。

 ポイントは「片側性」「単孔性」です。

回答

「薬の影響で分泌液が出ることはあるが問題は分泌液に血液が混じっていることです。良くないですね」
⇒分泌亢進している時期に「血性」が混じっていても、おかしくはありません。

 たとえば、「妊娠期の血性分泌」などもあります。

◎「血性分泌」であることよりも「片側性」なのか「単孔性」なのか?が重要です。

 「血性分泌」でも「両側性や多孔性」であれば、問題はありません。「薬剤性」の可能性が多いにあります。

★質問者の場合は「両側性や多孔性」でしょうか?
 

「分泌液に血液が混じっていた、ということはどんな可能性が考えられますでしょうか?」
⇒「両側性や多孔性」であれば、「薬剤性などによる単なる分泌亢進」だと思います。(妊娠期のように一時的に血性となることは珍しくはありません。

「片側性で単孔性」であるならば、「乳管内病変」が疑われます。(乳管内乳頭腫や乳管内癌=非浸潤性乳管癌などです)
 

「切除するしかないのでしょうか?」
⇒全く診断の手順が踏まれていません。

 「片側性、単孔性」ならば、「乳管造影」するべきです(6か月後経過観察は無意味です)
 もしも「片側性、単孔性」⇒「乳管造影」⇒「乳管内病変の存在」⇒(ここで初めて)乳管内病変のある「乳管」を切除となります。
 

「何をするのが出来うるベストなのかアドバイスをよろしくお願い致します。」
⇒まずは「片側性、単孔性」であるかです。(大事な点が記載されていません)

 「多孔性」であれば、ただの「薬剤性」です。心配ありません。

 「片側性、単孔性」であれば、是非「乳管造影」するべきです。
 
 ★「単孔性である」のに「乳管造影しない」ようでは、「本物の乳腺外科医」とは言えません。

 
 

 

質問者様から 
【質問2 血液混じりの分泌液】

先生、ご迅速なアドバイスをありがとうございます。

嚢胞と言われ血液混じりの分泌液がマンモグラフィー時に出た件ですが分泌液は左側からが多かったが両方から出ていた、と検査技師が言っておりました。

ただ私が見た時には白っぽい液体に見えたのですが、触診時には医師が摘んだ時、血液が混じっている、陽性で心配だ、とだけ告げられました。

なので血液が片側だけからだったのか、両方からだったのかが確認できませんでした。

今度、医師に確認してみます。医師からは半年後にまたエコーをやります、言われました。

胃薬の影響でも血液混じりの分泌液が出ることがある、とお聞きすることができ、救われたような気持ちになりました。薬は中断してみます。

普段からもひきつったような痛みはありましたが今回のマンモグラフィーが今までになく痛みがあり行った後も痛みとひきつりが続いておりますがそのことは気にする必要はないでしょうか?

また、両側からの血性分泌液だった場合、半年後の経過観察のみでも心配ないのでしょうか?

情報が少なく申し訳ありません。

 

田澤先生から 【回答2】

 おはようございます。田澤です。
 「血性分泌とはいえ、白っぽい分泌液(通常のもの)に混じっていた(しかも技師さんが見た時のみ)」だったのですね。
 まず心配無さそうです。

回答

「分泌液は左側からが多かったが両方から出ていた」
⇒分泌自体はやはり「両側性」ですね。

 やはり「薬剤性」だと思います。
 

「今回のマンモグラフィーが今までになく痛みがあり行った後も痛みとひきつりが続いておりますがそのことは気にする必要はないでしょうか?」
⇒大丈夫です。

 「その日の診察時には、エコーもマンモグラフィーも行っている」ので心配ありません。
 

「両側からの血性分泌液だった場合、半年後の経過観察のみでも心配ないのでしょうか?」
⇒「両側」であれば心配ありません。
 

「血性分泌の何が問題なのか?」を考えてみるとわかります。
⇒『乳管内病変(腫瘍)が原因となっているのか?』が問題なのです。

 乳管内に腫瘍ができる際には、通常『1つの乳管内』にできます。(両側に同時に複数の腫瘍ができる偶然は殆どありません)
 それで、「乳管内病変(腫瘍)が原因となっている」分泌は『片側性で、単孔性(1つの乳管)』となるのです。

 ●両側から複数の分泌があり、その中にたまに血性となる場合(今回の質問者のケースはこれでしょう)は心配はありません。

 
 

 

質問者様から 【質問3】

先生、情報に乏しいなか、親身に回答くださいましたことをあらためて心より御礼申し上げます。

嚢胞がどのくらいの大きさか、幾つか、どちらにあるのかなども説明を受けなかったのですが、医師は触診時に分泌液を絞り出す時は片側だけしかやりませんでした。

またマンモグラフィー時に両側からか片側だけからの分泌なのかもあまり気にとめていなかったようなのは何故なのかと先生のご説明を読みながら感じました。

薬剤による分泌としたら薬を飲むのは副作用が、出ていると考えてやめた方が良いのでしょうか。

今は自主的に飲むのを中止しております。

 

田澤先生から 【回答3】

 こんにちは。田澤です。
 「両側の分泌に血性が混じっている」とご質問いただいた方ですね。

「薬剤による分泌としたら薬を飲むのは副作用が出ていると考えてやめた方が良いのでしょうか。」
⇒必ずしも辞める必要はありません。

 薬剤に「副作用はつきもの」で、本来「効果」と「副作用」を天秤にかけて判断するものです。
 「(副作用として)乳頭分泌があること」と「(効果として)胃部不快感が改善すること」を天秤にかけてください。
 

◎勘違いしないでほしいのは(薬の副作用で)分泌が あること、それ自体は「無害なこと」であり、「腫瘍による分泌と紛らわしい」というが問題なだけなのです。

 
 

 

質問者様から 【質問4】

先生度々迅速に御回答くださりありがとうこざいました。

病院で聞けなかったこと、不安に感じたこと全てに救いがもてました。

分泌液が悪いわけではなく、片側だけから 単孔性の血液が問題なんですね。

わたし自身分泌液を見てないので技師さんからきいただけだったのて唖然としてしまいなにが大事なことなのかを聞けませんでした?
自身で分泌液を確認すべきでした。

薬剤は必要ならのむようにしようとおもいます。

また、半年後の超音波しますのであるまたアドバイスいただれば心強いです。

本当にありがとうございます。

 

田澤先生から 【回答4】

 おはようございます。田澤です。
 「半年後の受診も大事」ですが、それよりも時々「自分で絞ってみる」事が重要です。

 本当の「血性分泌ならば」「片側のある一箇所の孔」から(血性の)分泌液が出る筈です。
 自分で「絞ってみて」『片側・血性分泌』の場合には決して「半年も待ってはいけません」
 直ぐにでも病院を受診するべきです。
 

●ただし、トップページの「緊急告知」に出したのですが、「首都圏の有名病院や大学病院血性分泌に対する診療の酷さ」には呆れてしまいました。
 詳細は「緊急告知」をご覧ください。

 
 

 

質問者様から 【質問5】

何度も丁寧にご回答下さり本当にありがとうございます。

嚢胞があり、血液が混じった分泌液が出た件で質問させていただきました。

薬剤による分泌液で、たとえ血液が混じっていても心配ないとお聞きすることができ、救われた気持ちになれました。

ただ、薬のせいで分泌液が出たのなら飲むのをやめれば出なくなるかもしれないが、問題は分泌液に血液があり、陽性となったことだ、と言われました。

先生のおっしゃるように、分泌亢進があるときは血液も混じったりするので心配ない、という御言葉で安心するように言い聞かせておりますが、薬をやめても血液混じりの分泌液が出るようなら、それがたとえ両側からの分泌液であっても心配である、という解釈になるでしょうか。

マンモグラフィーは今のところ、大丈夫そうだ、と言われました。

超音波だけでも心配な嚢胞は予測できますでしょうか。

深刻な症状の方が沢山いらっしゃるなか、度々申し訳ありません。

 

田澤先生から 【回答5】

 こんにちは。田澤です。
 薬剤についての考え方は、その通りだと思います。
 それでは回答します。

回答

「薬のせいで分泌液が出たのなら飲むのをやめれば出なくなるかもしれないが、問題は分泌液に血液があり、陽性となったことだ、と言われました」
⇒担当医が本当に「血性分泌を理解しているのか?」やや疑問があります。

 「薬剤による分泌亢進が今回の『血液が混じった』事に直接関係していると考えるのが妥当です。
 『分泌液に血液が混じる』事が問題なのでは無く、「分泌の原因として、乳管内の腫瘍を考えた際には『血性分泌』は乳癌を想像し易い」というのが正しい考え方です。
 今回は「明らかな両側・多孔性」分泌なので、「分泌の原因として乳管内の腫瘍」を考えるのは全く不自然です。
 

「薬をやめても血液混じりの分泌液が出るようなら、それがたとえ両側からの分泌液であっても心配である、という解釈になるでしょうか。」
⇒かなり確率的には低くなります。
 

 その解釈をしようとすると…
 「薬剤性の分泌亢進」があったところに
 たまたま、「乳管内の腫瘍が原因の分泌」が
 たまたま、「両側にある」
⇒あまりにも「たまたま」が多すぎて、「通常は考えなくても良いレベル」です。(私は見た事がありません)

 やはり、「単孔性で片側」からの分泌がある場合に気を付ける。という理解でいいでしょう。
 

「超音波だけでも心配な嚢胞は予測できますでしょうか。」
⇒「嚢胞」は「ただの水が貯まった袋」であり、そもそも精密検査の対象にはなりません。

 「嚢胞」と「嚢胞内腫瘍」の区別は「超音波で十分」可能です。

 
 

 

質問者様から 【質問6】

お忙しいなか、具体的はアドバイスをくださりありがとうございます。

助言いただきましたように自分で胸を絞ってみましたところ、量は若干差はありますが、両胸から分泌液がありました。

色は見るかぎりでは、乳白色、透明だったりします。

検査の時は血が混じっているので陽性です、と言われました。

1週間ほど前から胃薬を飲むのを中止しております。先生のホームページで血性分泌液を侮れない説明文を読ませていただきました。

先生のアドバイスに両胸から分泌液が出ているならとりあえずは大丈夫、とありましたので、自分で実際に両側から分泌液が出たことは確認できました。

ただ、目で見ただけでは、微量の血液混濁はわからないかもしれないですね。

 

田澤先生から 【回答6】

 こんにちは。田澤です。
 安心しました。
 分泌に関しては、全く問題がありません。
 ただの(薬剤性の)分泌亢進です。
 

「目で見ただけでは微量の血液混濁はわからない」
⇒誤解されているようです。

 「微量な血液混濁」など、何の意味もありません。
 大腸がん検診の「便潜血反応」のように、微量の「血液」を調べる必要はないのです。

★あくまでも「片側・単孔性」が重要であり、そのうえで「肉眼的に明らかな血性かどうか?」となるのです。
 

 「緊急告知にも書きましたが」乳頭分泌に関しては「きちんと診療できる乳腺外科医は本当に少ない」のです。
 私のコメントを是非、参考にしてください。

 
 

 

質問者様から 【質問7】

先生何度もお聞きしてしまい、申し訳ありません。

先生のおっしゃるように実際に自分でも乳頭を、絞ってみましたところ、両側から分泌液が出てきたのですが、片方は複数の孔からでしたが、もう片方はひとつの孔からしか出てきませんでした。

色は見た目には乳白色に見えました。

単孔性だった方の胸の方が痛みます。

また、マンモグラフィーの時の検査技師さんが言うにはそちらの方からの分泌液が多かったと言っておりました。

嚢胞が実際にどちら側にあるのか、また、両方にあるのかはわかりません。

このような場合、心配しなくてもよろしいでしょうか。

 

田澤先生から 【回答7】

 こんにちは。田澤です。
 「両側分泌液」の考え方ですね。

回答

「片方は複数の孔からでしたがもう片方はひとつの孔からしか出てきませんでした。色は見た目には乳白色」
⇒これは全く心配ありません。
 

 まず片方は「複数の孔から」なので全く心配ありません。
 それでは「単孔性で乳白色」はどうでしょうか?
⇒これも問題ありません。

 たとえ「単孔性」でも「黄色~茶色~血性」で無ければ大丈夫です。
★「透明」も「乳白色」も気にしなくてもいいです。
 透明や乳白色は(その時には単孔性に見えても)次の機会に絞ると、「多孔性である事が殆ど」です。心配ありません。
 

「嚢胞が実際にどちら側にあるのか、また、両方にあるのかはわかりません。」
⇒「嚢胞」は特に気にしなくていいと思います。
 水の貯まった袋なのです。
 分泌とも関係ないでしょう。

 
 

 

質問者様から 【質問8】

ありがとうございます。
先生、何度も質問ばかりで申し訳ありません。

もう、一点、ご助言いただけますでしょうか。

自分で両側の胸を絞った時、右側からは複数の孔から、左側からは一ヶ所のみからの分泌液が出ます。

色は乳白色から薄いクリーム色でした。

両側からの分泌液ですが左側の単孔性は気にしなくてもよろしいでしょうか。

ひきつったような痛みが出るのは左側で、マンモグラフィー時に分泌液が多かったのも、左側と技師さんが言っていた記憶があります。

嚢胞のなかに腫瘍が隠れているかもしれない、と言われたのですが、そういう心配はしなくても大丈夫でしょうか。

先生に診ていただければ安心できますがこのような症例でも診ていただくことはできますでしょうか。

 

田澤先生から 【回答8】

 こんにちは。田澤です。
 前回の回答とも一部重複しますが回答します。

回答

「左側の単孔性は気にしなくてもよろしいでしょうか。」
⇒「乳白色から薄いクリーム色」であれば、腫瘍からではなく「分泌亢進」と考えて大丈夫です。
 

「嚢胞のなかに腫瘍が隠れているかもしれない、と言われたのですが、そういう心配はしなくても大丈夫でしょうか」
⇒今回は「分泌が単なる薬剤性」なので、「嚢胞」を敢えて「嚢胞内腫瘍かもしれない」と考えなくても心配はなさそうです。

 普通に超音波検査で「嚢胞」と判断できれば心配する必要はありません。
 

「このような症例でも診ていただくことはできますでしょうか。」
⇒勿論大丈夫です。
 私が診察すれば、「分泌の問題」も「嚢胞」の問題も解決します。

 もし診察ご希望の際には小平秘書直通070 6977 7527をご利用ください。

 
 

 

質問者様から 【質問9】

ありがとうございます。

先生のアドバイスが支えになっております。

何度もお聞きしてしまいながら、都度親身にご回答して下さりありがとうございます。

時々自分で胸の分泌液の色や片側からか、多孔性か、先生にアドバイスいただきましたように気にしながら
観察していこうと思います。

そして心強いお言葉をいただきありがとうございます。

遠方ですが折をみて伺わせて いただきたく思いますのでよろしくお願いいたします。

現在、試しに薬をやめてみて10日ほどたったのですが薬剤性だとしたらどのくらいで影響がなくなりますでしょうか。

薬の影響を考えたりする受診のタイミングにいつ頃がベストという時期はありますでしょうか。

 

田澤先生から 【回答9】

 こんにちは。田澤です。
 心配ありません。
 片側が「多孔性」という時点で「薬剤性」とほぼ断定してもいいと思います。

回答

「遠方ですが折をみて伺わせて いただきたく思いますのでよろしくお願いいたします。」
⇒是非、ご心配な際にはいつでも予約をとってください。
 

「薬剤性だとしたらどのくらいで影響がなくなりますでしょうか。」
⇒2~3か月はかかります。

 状況的には「薬剤性」でいいと思いますので慌てる必要はありません。
 半年くらいは「様子を見ても全く問題ありません。」
 

「薬の影響を考えたりする受診のタイミングにいつ頃がベストという時期」
⇒上記のように、「半年後(まだ分泌が続いていたら)」というところです。

 
 

 

質問者様から 【質問10】

いつもありがとうございます。

先生に度々ご説明いただいたので安心はしているのですが、今日、チェックしてみたところ、片側の単孔性
だった方から血液が混じっていると思われる分泌液がありました。

もう片方は多孔性でした。

日によっても変わりますでしょうか。

血液混じりぐらいなら心配する必要はないですよね。

すぐお伺いしてご相談できれば、良いのですが本当に度々申し訳ありません。

 

田澤先生から 【回答10】

 本当に片側が「単孔性」であれば、「乳管造影の適応」があります。
 「血性にこだわる必要」はありません。

 ただし、もう片方が「多孔性」である場合には、本当に「単孔性」なのか?
 もう暫く様子をみてください。

◎例えば「1カ月間」(毎日では無くとも)単孔性である事が確認できたら、受診してください。

 「乳管造影をする医師は限られている」ので、その際には是非「江戸川病院」をご検討ください。

 江戸川病院 乳腺センター 田澤

 
 

 

質問者様から 【質問11】

いつもありがとうございます。

今日、また確認してみたところ、両側から分泌液がありました。

左側の単孔性であった胸から少し、別の孔からも出てきたように思いました。

クリームがかった色に血液が混じっている感じでした。

先生のアドバイスに従い、一ヶ月ほど分泌液の出方と色を確認していこうと思います。

血性分泌液であっても両側からの分泌液で、多孔性であれば心配ない、ということですね。

安心したい思いで先生のアドバイスを、支えにしていきます。

 

田澤先生から 【回答11】

 薬剤が原因での分泌であれば、「暫くすると」減少してくるでしょう。

 血液混じりのものも、無くなってくるはずです。

 安心してください。

 
 

 

質問者様から 【質問12】

いつもありがとうございます。

今日もチェックしたところ、両側から、複数の孔からの分泌液で、見た目にはクリーム色でティッシュにとってみると乾くと黄色っぽく少し血液が混じっているようです。

薬を飲んだ期間 は4カ月ほどですが、そのぐらいの期間であっても薬剤性の影響はでてきますでしょうか。

しばらくして分泌液がでてこなくなりましたら安心して大丈夫でしょうか。

万一、良くないものならば分泌液は止まらない筈でしょうか。

質問の中に 良くない場合でも分泌液が止まることもある、とありましたので少し気になりました。

分泌液が出ている時に、やっておかないと分かりにくい所見や、検査などはありますでしょうか。

何度も申し訳ありません。

 

田澤先生から 【回答12】

 こんにちは。田澤です。
 もし私が質問者を診察していたら、「両側多孔性分泌」として「原因と推定される薬剤」もあるので、「要経過観察」とはしないでしょう。

 医師が何気なく言う「念の為、経過観察ね」という一言が「患者さん側にとって、如何に悩みの種になるのか?」私はこのQ and Aを通じて痛感しています。
◎やはり、「良性は良性」ときちんと断言できないようでは、「患者さんの不安は解消されません」
 「(経験不足からくる)自信の無い診療」では「患者さんを不安から救う」事はできないのです。

回答

「両側から、複数の孔からの分泌液」
⇒これは心配ないと思います。
 

「乾くと黄色っぽく少し血液が混じっている」
⇒「血性分泌に意味がある」のは「単孔性の場合」だけです。

 多孔性に「血液が混じっても」何ら気にする必要はありません。
 

「薬を飲んだ期間 は4カ月ほどですが そのぐらいの期間であっても薬剤性の影響はでてきますでしょうか。」
⇒影響あります。

 休薬して数か月すれば、止まると思います。
 

「しばらくして分泌液がでてこなくなりましたら安心して大丈夫でしょうか。」
⇒安心して大丈夫です。

 「薬剤性が疑われる両側多孔性分泌」が止まった場合には『やはり、薬剤が原因だった』と確認となります。
 

「質問の中に 良くない場合でも分泌液が止まることもある、とありましたので少し気になりました」
⇒それはあくまでも「単孔性」の場合です。

 多孔性の場合には考えなくても大丈夫です。
 『原因薬剤を中止して分泌は止まることで原因が薬剤性と確認できる』という事です。
 

「分泌液が出ている時にやっておかないと分かりにくい所見や検査などはありますでしょうか。」
⇒単孔性で無い事が解ればいいのです。

 
 

 

質問者様から 【質問13 分泌液】

先生いつもありがとうございます。

検診の時の医師はマンモグラフィー時に分泌液が、あったことを伝えたら自身では片側の胸だけを絞り血液が出て陽性なので心配だ、と言い、両側からか、多孔性かとか気にかけている様子はありませんでした。

また、説明もありませんでした。

ただ、薬剤性だとしても血液が出ているのがおかしい、という説明でしたので心配でたまらなくなりました。

先生の明確なアドバイスをお伺いすることができ、自分でチェックをすることができました。
先生のご回答がなければ多孔性か単孔性か、両側性か片側性かの判断の重要性が全くわかりませんでした。

どれだけ先生に支えていただいたことか、ほんとうにありがとうございます。

これからも注意を怠らず、気をつけてみていこうと思います。

また、どうかよろしくお願い致します。

 

田澤先生から 【回答13】

 こんにちは。田澤です。
 「単孔性と多孔性」が意味するところを理解していない乳腺外科医が多いのです。

 私が「緊急告知」で出した様に、「乳頭分泌をきちんと診断=単孔性の意味や乳管造影の手技」できる乳腺外科医が殆ど居なくなり、大変危機的な状況となっています。
 「血性分泌の何が問題なのか?」を全く理解していないから「薬剤性の多孔性分泌の中の血性は無意味」な事を知らずに「患者さんをいたずらに不安な気にさせる」わけです。

 質問者が安心して、過ごされることを願っています。

 
 

 

質問者様から 【感想14】

先生、いつもありがとうございます。

毎日、自分で調べて先生のアドバイスを、心の中で繰り返しております。

安心の中に注意を怠らず気をつけて薬剤性の、影響の時期を考慮しながら経過観察していこうと思います。

これからもよろしくお願い致します。





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