乳がんプラザ|乳がんの手術は江戸川病院・東京


[管理番号:2153]
性別:女性
年齢:40歳

妊娠6ヶ月で乳癌の告知を受けました。
針生検の結果…
ER 8強陽性
PgR 8強陽性
HER 0陰性
MIB-1 20.6%
1.3mm×1.6mm
エコー上ではリンパ節の腫大なし

安定期に入ったため今月19日に乳房温存術を受け、赤ちゃんの成長を見て5月の予定日を待たずに帝王切開で出産。
その後、CT検査をしてホルモン療法、放射線療法をやる予定です。

田澤先生にお聞きしたいのですが
①今の段階での生存率
②リンパ節転移があった時の生存率
③遠隔転移の可能性
④妊娠により癌は進行しやすいのか?
⑤赤ちゃんに癌の転移の心配はないのか?
⑥手術して出産後からの次の治療開始まで約2~3ヵ月あるが、再発や転移のリスクは高まるのか?
⑦田澤先生だったらどのような治療方針を立てらてるのか?

子供の成長をいつまで見ることが出来るのか、不安な毎日を送っています。

お忙しい所申し訳ありませんが宜しくお願い致します。

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

pT1c(1.6mmではなく、16mmですよね?), pN0, pStage1, luminal A
十分な早期癌です。

「安定期に入ったため今月19日に乳房温存術を受け、赤ちゃんの成長を見て5月の予定日を待たずに帝王切開で出産。その後、CT検査をしてホルモン療法、放射線療法をやる予定です。」
⇒「予定日を待たずに帝王切開で出産」の必要があるかどうか…(CTはそもそも不要です)

 手術してしまえば、「赤ちゃん最優先」でいいと思います。

 その後の「術後照射」や「ホルモン療法」は「一刻も争う状況」ではありません。

「①今の段階での生存率」
⇒93%(ホルモン療法の効果が2%)
 

「②リンパ節転移があった時の生存率」
⇒個数によりますが…

 86%程度となります。
 

「③遠隔転移の可能性」
⇒全くありません。(CTは不要です)無駄な被爆です…
 

「④妊娠により癌は進行しやすいのか?」
⇒関係ありません。

 単に「検診が遅れがちとなるから進行例で見つかり易い」というだけの話です。
 

「⑤赤ちゃんに癌の転移の心配はないのか?」
⇒全くありません。
 

「⑥手術して出産後からの次の治療開始まで約2~3ヵ月あるが、再発や転移のリスクは高まるのか?」
⇒ほとんど影響はありません。
 

「⑦田澤先生だったらどのような治療方針を立てらてるのか?」
⇒手術さえしてしまえば、その後の「放射線やホルモン療法を慌てる必要」はありません。

 その「温存手術」を「可能な限り安全なマージンをつける」ことこそ、全てです。





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