乳がん手術は江戸川病院・東京

[管理番号:6413]
性別:女性
年齢:34才、未婚

初めて質問します。

去年8/(中旬)に乳腺外科で超音波とマンモグラフィーをうけ、マンモグラフィーの結果、石灰化があるといわれ、半年後にまた受診してくださいといわれました。

そして約半年後の今年2/(上旬)再び超音波とマンモグラフィーを受け、石灰化の大きさは変化なしとの事だったのですが、若いから一応針生検しておきましょうとの事
2/(下旬)に生検をうけました。

結果は悪性の疑い
(拡張入管内および間質に粘液の露出がみられます。
一部の上皮細胞集魂が浮遊している所見がみられます)でした。

この時はしこりのおおきさは5ミリです。

先生に大きな針をさしてもう一度生検も出来ますが病変が小さすぎて、
刺したらどこかになくなってしまうかもとの事。

それで
大学病院を紹介され
そこで超音波とマンモグラフィーとMRIとCT(どちらも造影剤)をやりました。

そこでの超音波は、しこりは8ミリそこから根みたいなものがでているらしく(病巣!?)それを含めると2センチです。
特殊な粘液癌の疑いと
言われています。

MRIとCTでは癌の影は映らなかったとの事です。

結果的にはグレーゾンと言われ
外科的生検しか黒白をつける方法しかないと言われました。

癌が含まれている確率は
最初に診断をうけたところの生検は70%の確率
大学病院では検査全部ふまえて50%の確率
超音波は50%の確率
CT MR画像には癌はうつらなかったので確率はかなり下がって30%です。

先生は良性っぽい所もあるけれど、含まれている可能性もあるから、ひらかないとわからないグレーゾーンと言われました。

選択は
1.経過観察(ただ、見つかった時はある程度ひろがっているかも)

2.乳頭の上を3センチ切った
検査手術(癌がみつかった場合二、三ヶ月後に再手術)
胸の変形が軽度でおさえられる
ただ、再手術になったら傷が広がる

3.癌に準じた手術
胸の脇を7センチきる手術
癌に準じた手術なので、大きくとる軽度から中等の変形がおきる
一回の手術でおわります。

もし、悪性の場合は、抗がん剤はなしで、放射線だけで大丈夫といわれてます。

病変は8ミリの特殊な粘液乳がんの疑いだそうです。

まだ決まった訳ではありませんが、良性の確率もあるみたいで…

7センチをきるのを選択したのですが、もし、良性だと傷が胸のわきに7センチ、胸の変形、痛み、傷がのこると思うと辛いです。

なので、今は3センチの外科的生検にしようかなと揺れています。

乳がんの判定は難しいんでしょうか?
MRI、CTは確率はあたるのでしょうか?
生検を信じた方がいいのでしょうか?(色々調べたら生検は悪性とでて
も、結果的には良性だったという場合もあるというのを聞いた時があります)

周りの家族、友人は一回の手術ですませなさいという感じですが、もし、良性だったら、有り難い事なのに、傷を見るたびつらくなりそうです。

そもそも良性だったら7センチきっても大丈夫なのでしょうか?

経過観察は怖すぎて、視野にはいれていません。

お忙しいところ申し訳ないのですがアドバイスを頂けると有り難いです。

3センチか7センチで迷ってます、来月6月末に手術をうける予定です。

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

5mmというのは決して「針生検で無くなってしまう」大きさではありません。
そして、確定診断のためには「外科的生検しかない」ようなことはありません。

ある種の医師達は「小さいから経過観察」みたいにするかもしれませんが、私にとっては「5mmは確定診断するのに十分すぎる大きさ」なのです。

「しこりのおおきさは5ミリ」「病変が小さすぎて、刺したらどこかになくなってしまうかも」
⇒そもそも「この認識に誤りがある」のです。

 普段から「小さいから、経過観察ね」としている診療が、このようなコメントとなっていると想像します。

「しこりは8ミリそこから根みたいなものがでているらしく(病巣!?)それを含めると2センチ」
「結果的にはグレーゾンと言われ外科的生検しか黒白をつける方法しかない」

⇒???

 何故針生検しないのか?
 粘液癌は大して特殊でもないし、普通に針生検して診断つけますよ?

「CT MR画像には癌はうつらなかったので確率はかなり下がって30%」
⇒そもそも・

 CTやMRIで診断をつけるという認識が誤りです。
 CTもMRIも超音波同様、「単なる画像診断の一つ」でありMRIは拡がり診断目的でのみ用いるべき。
 質的診断(癌なのかどうか?)は、それらの画像診断ではなくあくまでも「組織診断」なのです。

「病変は8ミリの特殊な粘液乳がんの疑い」
⇒特殊でも何でもなく・

 8mmの粘液癌疑いは「普通に」組織診で診断すればいいのです。

「3センチか7センチで迷ってます、来月6月末に手術をうける予定」
⇒普通に…

 組織診で確定診断してもらいましょう。

 
 

 

質問者様から 【質問2 粘液瘤様腫瘍】

性別:女性
年齢:34歳

こんにちは!
田澤先生、お忙しいところお返事本当にありがとうございます。

私は乳がんについては全然わからず、あれから乳がんプラザを拝見させて頂き少しずつ勉強しています。

組織診が確定診断になるとの事でもう一度最初の病院の生検結果を見直してみたり、乳がんプラザの外科的生検と検索して調べたりしていました。

私のお伝えが不十分で申し訳ありません…

大学病院では生検はしていないのですが、
紹介状を書いてくださったところの生検の検体を持っていっているので、大学病院でももう一度検体を検査していると思います。

その件については大学病院の先生は触れていませんでした。
おそらく同じ事だったのかもしれません。
もう一度聞いてみようかと思います。

1番最初のところの針生検の結果です

【病理組織診断】
Suspicious for malignancy.CNB.

【所見】
検体3本

判定区分:検体適正、悪性の疑い
推定組織型:Mucocelle-Iike tumor(MLT)with atypia,DCIS with
MLT,
papillotubular carcinoma with MLT mucinous carcinoma

となってます。

先生の手書きで、

MLT 粘液瘤様腫瘍(良性~悪性)+異形~非浸潤~浸潤癌
これらの細胞があるものと思わせる〔区別できず〕
病変が小さい
どこに病変があるか不明になる可能性

と書かれていました。

田澤先生の他の方のQ &Aではatypiaの場合は外科的生検を勧められると言う事だったので、
私もatypiaなので外科的生検した方がよいでしょうか?先生が進めてくださるなら受けようかとおもいます。
(外科的生検したら私の場合病変が飛び散ってしまったり、何かリスクはありませんでしょうか?)
良性の確率もありそうでしょうか。。

(大学病院にもマンモトーム生検ができないかもう一度伺ってみようかと思います)

粘液瘤様腫瘍とはあまり聞いたことがないのですが特殊になってくるんでしょうか。

同じ事を何度も聞いたり、ご迷惑をおかけしていたらすみません。

でも、先生のご意見を伺いたいです!!

今は不安だったり、頑張ろうって思ったり
なんだか複雑な気持ちですが、
乳がんプラザをみて、みなさま頑張られてる!!と思い励みにしています。

どこにも寄り添うところがなかったので、有り難く思います。

よろしくお願い致します。

 

田澤先生から 【回答2】

こんにちは。田澤です。

「粘液瘤様腫瘍とはあまり聞いたことがないのですが特殊になってくるんでしょうか。」
⇒特殊でも、何でもありません。

 この乳がんプラザのトップページの『MLL』をご参照のこと 
  Mucocele like lesion:MLL(粘液瘤様病変)はMucocele like tumor:MLT(粘液瘤様腫瘍)を含んだ概念です。

「atypiaの場合は外科的生検を勧められると言う事だったので、私もatypiaなので外科的生検した方がよいでしょうか?」
⇒生検(針生検にしろ、incisional biopsyにしろ、excisional biopsyにしろ)が必須だということです。(決して、経過観察すべきものではありません)

 ただ、敢えて「外科的生検(excisional biopsyもしくはincisional biopsy)」は、病変の拡がりが「広範囲、または不明瞭」の場合の話です。
 質問者のように病変が「5mm もしくは8mmでターゲットが狭い」場合には針生検(マンモトームなど)で十分だと思います。

 Incisional biopsyやexcisional biopsyについては、『今週のコラム134回目 これでADHならば「ADHは確定診断」してもいいのです。(FEAも同様)』や、管理番号『6409非浸潤がんと病理診断について』をご参照のこと。

 
 

 

質問者様から 【質問3 乳腺症!?】

性別:女性
年齢:34歳

田澤先生、お返事ありがとうございます。

先生のご意見とても有り難いです。

本当にありがとうございます。

その後病院に伺いマンモトーム生検の件、お伝えしました。

主治医と話しをしていて、丸い腫瘍に刺すのは確定診断ができるようなのですが、私の場合は粘液で広がっているようで、
マンモトームをさしても病変を拾いきれないかもしれないようです。

(針生検で少し広がっているよう!?)
それでも診断率は60パーセントになるようです。

傷がきになるなら、マンモトーム生検をして癌がでたら手術でもよいと仰ってくださったのですが、
私としては、最初の針生検後、胸が痛くなったり、手があがらなくなったり、胃のあたり痛くツッパたりが続きました。

マンモトームをやって、また胸の痛みがでて、そのあげく、もしまたグレーと言われたら、考えただけでもだんだんしんどくなってきました。

2月末からもうずっと検査などで苦しんできたので、そろそろ決着をつけたいところが本音です。

主治医に私の病名はなんですか?と質問したところ、最新の乳がんの本には載っていないと言われました。
特殊ではないけど、
大きくいうと乳腺症との事です。

癌の疑いだと思っていたので、乳腺症!?ちょっと驚きで、でも乳腺症でも癌が隠れてる場合があるそうで、
乳腺症は癌と違い、広がっているのでしょうか?
少し混乱してきました。

外科的生検において、
私はやるとしたら全身麻酔でやることになります。

外科的生検でどこか損傷すると、もし癌の場合、その後の治療に影響がでるなど聞いた事があり、不安です。

何かリスクはありますでしょうか?

田澤先生のサイトを拝見させて頂いて↓
incisionalだと全部は取りきれないので、不安だったらexcisionalでお願いすべきでしょうか?
主治医はもし癌がみつかったら、再手術を考えているようです。

なにか注意することとか、ありますでしょうか?
出産の経験がないのでもし外科的生検をするとその後、何か悪い影響などでますでしょうか?
少し心配症なところがあるので、何かと不安です。

質問が度々になってしまい申し訳ありません。

私が乳がんついての理解も不十分で、
田澤先生にご迷惑をおかけしていると思います。

よろしくお願い致します。

みなさまが良い治療や良い結果がでるようにと思ってます。

 

田澤先生から 【回答3】

こんにちは。田澤です。

質問者は担当医から「曖昧な情報」を出されていることで無駄に心配させられているようです。
本当に決着をつけたいなら、ものごとはシンプルに考えましょう。

診断はマンモトームで広範囲に採取すれば(ターゲットが小さいから)確定するでしょうが(術者が慣れていることが前提ですが)、質問者が針生検がしたくないのであれば、「外科的生検が唯一の選択肢」となります。
この場合には、「何に優先度をおくのか?(傷の大きさなのか、安心感なのか?)」
自分で判断しましょう。

 ☆私のお勧めは (マージンをつけた)部分切除 > excisional biopsyです。
今週のコラム 134回目 これでADHならば「ADHは確定診断」してもいいのです。(FEAも同様)』参照のこと
  今回のケースでは「癌の可能性が高い」わけですから、私であれば、「(マージンをつけた)乳腺部分切除」を勧めます。(再手術を避けるために)





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