Site Overlay

MRIでの造影パターンについて

[管理番号:4243]
性別:女性
年齢:53歳
いつもお世話になります。
トリプルネガティブ 2bで温存の為、術前抗ガン剤をやりました。
その後術前の画像診断をしたのですが、マンモでは綺麗に消えていて、MRIで
は乳房はシコリ等見えないが腋窩リンパ節の造影パターンが最初右上に上がってその後右下に下がるグラフでした。
これは腋窩リンパ節にはまだガンが残っている可能性が高いということでしょうか?
よろしくお願いします。
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
「腋窩リンパ節にはまだガンが残っている可能性が高いということでしょうか?」
⇒そもそも、「腋窩リンパ節の評価」目的でMRIは無意味です。
 超音波で評価してもらいましょう。
 重要なことは「化学療法前に(画像上)腋窩リンパ節転移陽性であれば、(化学療法により)画像上腋窩リンパ節が消失してもセンチネルリンパ節生検の適応とはならない(腋窩郭清が必須)」ということです。
 ♯これは、担当医に確認する必要があります。