乳がん手術は江戸川病院・東京

[管理番号:5939]
性別:女性
年齢:35歳

現在7ヶ月の子供がおり授乳中です。

受診した時に右胸のちょうど乳首のしたあたりに9ミリのものがあると言われました。
母乳が残っているだけだったらいいんだけど、念のため
3ヶ月後にもう一度みてみて無くなっていたら問題無いし、まだ残っていたら細胞をとって検査してみましょうと言われました。

他にも嚢胞がいくつかありそれらは乳管の拡張だから問題無いと言われました。
画像も問題無いと言われたのは黒色で、9ミリのものは、真っ黒ではなく白いまだらな色でした。
形は丸い形でした。

診察してくれた先生は乳がんの専門の先生でした。

最後にも悪いものですか?と聞いたら大丈夫そうだけど様子を見みてみましょうと言われました。

帰ってきてから悪いものの可能性もあるから3ヶ月後にと言われたのかなと不安が大きくなっています。

母乳の残りはミルク嚢胞または乳瘤ということでしょうか?
その場合がんなどの腫瘍とは区別がつきにくいのでしょうか?
専門の先生がみればほとんど区別はできているのでしょうか?
その日に細胞の検査をしなかったということは大丈夫だと判断しているからなのでしょうか?
母乳の残りではないとすると嚢胞内腫瘍ということでしょうか?
半年前にも同じ病院で受診しておりその時には小さな嚢胞はたくさんあるとしか言われず指摘されなかったので、急に大きくなったのかなと不安に思っています。
自分ではしこりはわかりません。
半年でここまで大きくなるということは増殖スピードが早い悪性のものなのかなと考えてしまい不安でたまりません。

前回受診時はとても乳腺が張っていると言われていたので乳輪下のため前回は見逃されてしまっていたとしたらまた3ヶ月待って取り返しがつかなくなることはないでしょうか?早めに細胞診をしてもらうべきでしょうか?細胞診でも組織を取れてない場合正確な判断がつかないこともあるのでしょうか?

先生のご経験上このような場合、悪性の可能性は高いですか?

受診のころから乳首の痛みがある時があります。
これは無関係だと思って大丈夫でしょうか?

たくさん質問してすみません。

よろしくお願い致します。

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

「母乳が残っているだけだったらいいんだけど」
「9ミリのものは、真っ黒ではなく白いまだらな色でした。形は丸い形でした。」

⇒所謂「濃縮嚢胞」の所見のようです。

 もしくは「ミルク嚢胞が嚢胞内腫瘍のように見えている」可能性もあります。
 『今週のコラム51回目』を参照してください。
今週のコラム 51回目 嚢胞内腫瘍 これは嚢胞ではありません

「念のため3ヶ月後にもう一度みてみて無くなっていたら問題無いし、まだ残っていたら細胞をとって検査してみましょうと言われました。」
⇒ミルクであれば、吸収されているからです。

「最後にも悪いものですか?と聞いたら大丈夫そうだけど様子を見みてみましょうと言われました。」
⇒この通りだと思います。

 深読みする必要はありません。

「母乳の残りはミルク嚢胞または乳瘤ということでしょうか?」
⇒その通りです。

「その場合がんなどの腫瘍とは区別がつきにくいのでしょうか?」
「専門の先生がみればほとんど区別はできているのでしょうか?」

⇒画像だけでは「断言できない」と思います。
 上記「コラム51回目の図」のように…

「その日に細胞の検査をしなかったということは大丈夫だと判断しているからなのでしょうか?」
⇒良性の可能性が高いと考えているようです。

「母乳の残りではないとすると嚢胞内腫瘍ということでしょうか?」
⇒コラム51回目の図のように…
 画像では区別ができないのです。

「急に大きくなったのかなと不安」
「増殖スピードが早い悪性のものなのかなと考えてしまい不安」

⇒上記のコメント通りです。

 無意味な心配です。
 3カ月待ちましょう。

「また3ヶ月待って取り返しがつかなくなることはないでしょうか?」
⇒それは「ありえません」
 その医師を信じてあげましょう。

「早めに細胞診をしてもらうべきでしょうか?」
⇒その医師の言う様に…

 3カ月後に判断して問題ありまえsん。

「細胞診でも組織を取れてない場合正確な判断がつかないこともあるのでしょうか?」
⇒細胞診もしていないのに、「無意味な心配」です。

「先生のご経験上このような場合、悪性の可能性は高いですか?」
⇒低いです。
 やはり授乳中は「ミルクに関連したもの」が圧倒的に多いです。

「受診のころから乳首の痛みがある時があります。」
「これは無関係だと思って大丈夫でしょうか?」

⇒勿論、無関係です。
 (そもそも)そんな病気はありません。

 『今週のコラム 111回目 大事なことは、これら①~④の病気など世の中には無いのです。それは(我々医師には)自明なことなのです。』をご一読ください。

 
 

 

質問者様から 【質問2 授乳中の乳瘤について】

性別:女性
年齢:35歳

以前授乳中のミルク嚢胞?で質問させていただいたものです。

3ヶ月がたち再受診したので先生のご意見を聞かせてください。

エコー検査の結果、前回指摘した乳瘤はまだあり、大きさも9ミリくらいで変わらないといわれました。
今回は乳瘤とはっきり言われました。

中に動きがあるため中身は液体だと思うから、悪いものではないでしょう。
ミルクかなと思うと言われ半年後またみてみましょうと言われました。

画像の形は前回は丸いかたちだったと思ったのですが、今回は私にはどこの部分か分からないくらいのかたちでした。
乳瘤だと映し方で形が違ってみえますか?
残っていたら検査をすると思っていたので、検査がなかったことが不安です。

もう一度早めに受診し細胞診をするべきでしょうか?
卒乳してからだと分かりやすいんだけどとも言われました。

早めに断乳して検査すべきかも、悩んでいます。

また乳瘤はなかなか消えないものなのでしょうか?
妊娠中からまだ授乳中でありマンモグラフィーはやっていません。
早めにマンモグラフィーも受けた方がいいでしょうか?

経過観察で過ごしてだいぶたってから悪性でしたとなることがとても不安です。

よろしくお願い致します。

 

田澤先生から 【回答2】

こんにちは。田澤です。

「今回は乳瘤とはっきり言われました」
⇒これは信用してもいいのではないでしょうか。

「もう一度早めに受診し細胞診をするべきでしょうか?」
⇒その必要はありません。(上記とおり)

 ただ、「経過観察で過ごしてだいぶたってから悪性でしたとなることがとても不安」というのであれば、「細胞診なり組織診」するしかないでしょう。
 ★ただし、どう考えても「緊急性はない」ことはご理解ください。

「早めに断乳して検査すべきかも、悩んでいます。」
⇒断乳は無関係

「また乳瘤はなかなか消えないものなのでしょうか?」
⇒授乳中ですから…

「早めにマンモグラフィーも受けた方がいいでしょうか?」
⇒これは全くナンセンス!

 マンモグラフィーはあくまでも「スクリーニング(存在診断)検査(しかも若年者には、そもそも不要)」であり、「エコーで(存在が)わかっているものをマンモで見てみよう」など、全く無意味です。
 ★質問者の不安を解消するのは唯一「組織診」のようです。(細胞診では、不安は完全に解消されないタイプの様な気がします)





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