乳がんプラザ|乳がんの手術は江戸川病院・東京


[管理番号:5499]
性別:女性
年齢:52歳

これまで、20代の頃に自分で左胸にしこりを見つけ、良性の線維腺腫ということがわかり、それ以降定期的に乳がん検診をしておりました(途中3、4年空くことはありましたが)。

40代中頃には嚢胞、水がすこしたまっていると言われたことがありましたが、その時
には20代のしこりはもう無くなっていて、もう何も問題がありませんでした。

今回はこちらの件ではなく、しこりはありません。

今月の9月初めに市の検診のマンモグラフィーで左胸に石灰化が見つかり、引き続き
精密検査となりました。
現在、下記の順番で検査をしています。

最初の1のマンモグラフィーが終わった時点で、別の検査機関に送るような紙には
「カテゴリー3」と書かれていましたが、「悪性の疑い」の文字も書かれていました。

1. マンモグラフィー(縦・横)
2. エコー
3. 穿刺吸引細胞診(細い針を刺してする検査)
4. MRI
5. マンモトーム生検

現在マンモトーム生検の結果待ちです。

穿刺吸引細胞診(細い針を刺してする検査)とMRI の時点で悪性の疑いがあるとの結果を聞かされました。
この後にCTをと言われ何故かということと、これまでで確認が難しいのでしょうか?と聞いたところ、転移していないかを確認するためとおっしゃいました。
被ばくしてしまうのは少し抵抗があるのですが、と伝えたところ、CTはまた後でもいいということになりましたが、それでいいのでしょうか?
しこりはありません。

担当医の先生は市の病院の先生1人のようでして、現時点で先生が予想できる病名を、
と聞いたところ、あまり詳しくは答えていただけませんでした。
このがんには、あまり広がらないが悪いタイプのものと、良いけれども広がりやすいものがあって、私は後者のものだと思うとうことをおっしゃいました。

マンモトームをした日にどうしても不安で、何かもう少し情報が欲しいので、「違っていてもよいので現時点で予想できる種類を教えて頂きたい」と伝えると、文字としては
書いていただけませんでしたが、先生がおっしゃることばを自分でメモりました。
(その時、何となく、ですが先生は嫌そう見えました。
おそらくですが、違っていたらよくないからまだ確定したことを言いたくなかったのかもしれません。)
非浸潤がん とおっしゃったように思います。
メモを見ると非と書いていたのでそう思うのですが。
またこれも生検の結果でわかると思うので変更になる可能性もあるかと思うのですが。

そこで先生にいくつか質問をさせてください。

・がんであれば、種類は生検で確定されるのでしょうか?
・マンモトーム生検の結果待ち時点ですが、他の方のように専門用語が書かれたような書面を頂いたことがありません。
通常はそのようなものなのでしょうか?生検結果後に書面は渡されるものなのでしょうか?
・穿刺吸引細胞診とMRIで「悪性の疑い」が出て、その後、マンモトーム生検でそれが
「良性」に覆されることは、まず考えにくく可能性はゼロに近いでしょうか?
・穿刺吸引細胞診やマンモトーム生検が気になります。
これをすることにより、悪性の細胞が乳房内で散らばるということはないのでしょうか?
・マンモトームした1時間後位、体全体が熱くなりました。
このことを次の日先生に伝えたところ、何気なく流されてしまいました。
特に気にすることではないでしょうか?
左の脇あたりが、何となく重い感じがあります。

・CTの検査は必須になりますでしょうか?
・非浸潤がんの場合、部分切除よりも全摘出の方が、今後の再発を考えると全摘の方がよいと考えられるのでしょうか?
・担当医からは、大きさを補うために、肩の肉を持ってきて温存をするとの話を少し聞いたのですが、温存の場合、部分摘出にしても、全摘出にしても、自分の体の肩以外の
肉を使うことは可能なのでしょうか?例えばお腹の肉(あるいは脂肪など)。
当方、シリコンは異物ということで怖いので使いたくないと思っています。

・担当医が1人というのが不安です。
他の病院への転院を考えているのですが、どのように今の担当医に伝えるのが上手な伝え方となりますでしょうか?
・転院というのもできるのでしょうか?との際にはデータをそのまま移していただくことはかのうでしょうか?と、検査始まったばかりのときに担当に軽く聞いたのですが、
データに関してはすべてOKというお答えはされませんでした。

これは転院となった場合、すべてのデータを移行していただくことは難しいのでしょうか?
以上、どうぞ宜しくお願いいたします。

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

まず気になったことに回答をしてから、少々、内容を整理しながら回答します。

●気になった事
「穿刺吸引細胞診(細い針を刺してする検査)とMRI の時点で悪性の疑いがあるとの結果」
⇒そもそも石灰化に対してどちらの検査(細胞診もMRIも)全く無用な検査です。
 最初からST-MMTすべきです。

「CTをと言われ転移していないかを確認するためとおっしゃいました。」
⇒これは、本当に「とんでもない診療」です。

 そもそも「癌の確定診もついていないし、想定されるのは非浸潤癌」なのに「CTで転移を調べる」と言う発想が極めて「奇想天外」であり、(私は)「決して容認しない診療」です。

「これをすることにより、悪性の細胞が乳房内で散らばるということはないのでしょうか?」
⇒ありません。

 こんな事を考えていたら「確定診断」できないだけで全く無意味な診療となります。

○内容を整理して
「・がんであれば、種類は生検で確定されるのでしょうか?」
⇒その通りです。
 ただし、(ST-MMTを含めて)針生検はあくまでも「サンプリング検査」だから、(手術により)「病変全体を検索した際に、それ以上のものが見つかる可能性もある(ST-MMTでは非浸潤癌だったが、手術標本で微小な浸潤部分が見つかるなど)」

「・マンモトーム生検の結果待ち時点ですが、他の方のように専門用語が書かれたような書面を頂いたことがありません。通常はそのようなものなのでしょうか?」
⇒そもそも細胞診の結果はきちんと聞くべきです。

 細胞診での「癌の疑い」とは本当に「癌の疑い(カテゴリーⅣ)」なのか、確認しましょう。もしかすると「鑑別困難(カテゴリー3)」かもしれません。

「MRIで「悪性の疑い」が出て、」
⇒そもそも「MRIなど診断に用いるべきではない」

「左の脇あたりが、何となく重い感じがあります。」
⇒リンパ節転移はありません。(無関係です。)

「・CTの検査は必須になりますでしょうか?」
⇒そもそも早期癌には不要です。

「・非浸潤がんの場合、部分切除よりも全摘出の方が、今後の再発を考えると全摘の方がよいと考えられるのでしょうか?」
⇒完全な勘違いです。

 温存か全摘かは、あくまでも「拡がり診断」で決めるべきものであり「浸潤癌か非浸潤癌か」とは全く無関係です。

「全摘出にしても、自分の体の肩以外の肉を使うことは可能なのでしょうか?」
⇒全て勘違いしています。

 そもそも「肩の肉(筋肉のこと?+)」を用いることはありませんし、脂肪は移植しても「壊死するだけ」で全くの無駄(無駄を承知?でやっている施設もあるようですが)です。
 実際の再建は
  1.シリコンインプラント(人工物)
  2.自家組織(広背筋:背中の筋肉)
  3.自家組織(腹直筋:お腹の筋肉)
   以上のどれかです。

「他の病院への転院を考えているのですが、どのように今の担当医に伝えるのが上手な伝え方となりますでしょうか?」
⇒「引っ越す」とか「実家の近くで」みたいないい方はあります。

「・転院というのもできるのでしょうか?との際にはデータをそのまま移していただくことはかのうでしょうか?」「これは転院となった場合、すべてのデータを移行していただくことは難しいのでしょうか?」
⇒場合によっては「転院先から情報提供として依頼してもらう」方法もあります。

 
 

 

質問者様から 【質問2】

マンモトーム生検から手術までの期間
性別:女性
年齢:52歳

前回はご丁寧な回答を頂き、本当に有難うございました。

結果は非浸潤がん2cmと少しの1か所だけのもの(多分3cm以下くらい)で
(でも詳しい大きさは、非浸潤がんの場合わからないとの先生の話でしたが、無理やり大きさはどれくらいなのか聞きました)
方法は2つで、全摘か、部分切除でも大丈夫だと思うとの病院でのお話でした。

不安もあったので悩んだのですが転院を希望し、(中旬)日に転院先予定の病院で診察受けることとなりました。

マンモトーム生検(9月(下旬)日)から時間が経つにつれて、
非浸潤の場合、0期だけども、広がりやすいということを聞いていたので、
また新しい病院での手術・治療まで広がってしまわないかとかとても不安な日々が続きます。

新しい病院は大きいところなので、できるだけ早い手術をという希望を出したいと考えておりますが、
これまでの患者さんもおられる中、横から入ってきた患者の希望は
なかなか聞いていただけないかも、と思っております。

例えば、マンモトーム生検をしてから、2,3か月後の手術は
その間に、非浸潤がんは広がりやすかったりするものなのでしょうか?

できるだけ早急にした方がよいのでしょうか?

どうぞ宜しくお願いいたします。

 

田澤先生から 【回答2】

こんにちは。田澤です。

正しく診断がなされたようで何よりです。

「マンモトーム生検をしてから、2,3か月後の手術はその間に、非浸潤がんは広がりやすかったりするものなのでしょうか?」
⇒勘違いされているようです。

 浸潤癌も非浸潤癌も拡がりやすさに違いはありません。


「できるだけ早急にした方がよいのでしょうか?」

⇒早期なのだから緊急性はありません。





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