Site Overlay

ルミナールBの抗がん剤治療

[管理番号:2376]
性別:女性
年齢:41歳
初めて質問させて頂きます。
よろしくお願いします。
2018年1月初旬に温存術にて
1.5センチ 硬癌
ER 5%陽性
PgR (―)陰性
Her2(1+)陰性
Ki67 60%
脈管浸潤なし
センチネルリンパ生検のみ 転移なし
この病理検査の結果で放射線治療とホルモン治療になりました。
われていました。
私も一度は納得しましたが、少々暴れん坊と言うのが気になります。
それとホルモンレセプターの感受性の低さも気になります。
これはホルモン剤の効果が低いと言う事なのでしょうか?
この治療に抗がん剤治療を上乗せした再発率、10年生存率を教えて頂けだけ主治医は少々暴れん坊ではあるが、抗がん剤はやりすぎでは?と言ないでしょうか。
よろしくお願いします。
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
pT1c(15mm), pN0, luminalB, NG不明
十分な早期癌です。
しかし、「ルミナールB]として化学療法の適応はあります。
 
「ホルモンレセプターの感受性の低さも気になります。これはホルモン剤の効果が低いと言う事なのでしょうか?」
⇒その可能性はありますが、本当のところは解っていません。
 ただ、「1%でも陽性」であれば「ホルモン療法はすべき」と思います。
 
「この治療に抗がん剤治療を上乗せした再発率、10年生存率を教えて頂けだけないでしょうか」
⇒  

再発率 10年生存率
無治療 22% 91%
ホルモン療法単剤 14% 93%
ホルモン療法+化学療法 9% 95%