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リュープリンを打つべきか

[管理番号:5109]
性別:女性
年齢:40歳
はじめまして。
ルミナルA型と診断され、これからホルモン療法が始まります。
40歳です。
タモキシフェンを10年、リュープリンを5年です。
主治医はリュープリンを打つ理由は40歳で若いから、でも効果は微妙と言ってました。
私はリュープリンをできたら打ちたくないです。
30歳から5年間受けた不妊治療で体調を崩し、今も不安定です。
薬の内容は違うけど、再びホルモン療法をすることがとても不安です。
リュープリンは打つべきなのでしょうか。
これまでの経歴は、
5月に部分切除をしました。
術前では、
左浸潤性乳管がん(硬がん)
ステージ Ⅰ
腫瘍 1.4cm
ただし周りにいくつか細かいものが散らばっているために7cm切除
リンパ転移なし
病理検査の結果、
断端陽性
細かいものを合わせた大きさとして腫瘍は4cm
ステージ ⅡAへ変更
グレード 2
Ki-67 20%
ホルモン感受性 陽性(ER 100% PgR 100%)
HER2 陰性
6月に全摘の再手術を受けました。
病理検査の結果、がんはありませんでした。
ご意見よろしくお願いします。
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
「リュープリンは打つべきなのでしょうか。」
⇒40歳で2A期となれば、適応は(確かに)あります。
 ただし、「35歳未満」のような確かなエビデンスが有るわけではありません(主治医が「効果は微妙」とコメントしている通りです)
 その意味で、「必須」とは言えません。
 ○まずはタモキシフェンを開始し、(ご本人の余裕?が出たら)再考する。とすべ
きでしょう。