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質問者様の別の質問

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管理番号:3301「抗がん剤治療『 「OncotypeDXによる分類」と「ER, PgR, HER2, Ki67の免疫染色による(簡易的)サブタイプ分類」と「本来のサブタイプ分類(intrinsic subtype)」の関係』

 
 

はじめまして。

術後の病理結果がでて…悩んでおります。

Rt.breast,#1-33
Invasive ductal carcinoma(scirrhous carcinoma) Invasive carcinoma of no special type (#3) with ductal carcinoma in situ (#1,3.7.8.13.14)
pT1b(6㎜). f, v(+) ly(+) surgical margin(-) Nuclear grade2(n2 m2)
ER+ (5.8)
pgr+(5.8)
HER2 1+
ki67 positivity 43.2% (444/1028)
です。

抗がん剤TC治療をやるか悩んでますが…
どう思いますか? 抗がん剤あり、なしの理由を教えてください。

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

pT1b(6mm) 十分な早期乳癌です。リンパ節の記載がありませんが「陰性」なのでしょう。

「抗がん剤TC治療をやるか悩んでますが…どう思いますか? 抗がん剤あり、なしの理由を教えてください」
⇒私であれば「勧めません」

 
 ◎6mmはトリプルネガティブでも「化学療法すべきか?迷うところ」です。(5mm以下は化学療法適応外です)
  「luminal type」なのだからホルモン療法単独とします。

 
 

 

質問者様から 【質問2】

この前はご返答ありがとうございます。

先生はホルモン療法のみで大丈夫でしょうとおっしゃってくれましたが…
ki67が43.2なのが気になります。

本当にホルモン療法のみ大丈夫でしょうか?
また主治医にルミナールbライクと言われましたが
ルミナールbライクとはどのような癌なのでしょうか?
また…オンコタイプデラックスをお願いしようか悩んでますが…
私みたいな結果で中間結果になったときにどうしたらいいのか悩みむす。

オンコタイプデラックスはどう思いますか?
また抗がん剤治療+ホルモン療法、または ホルモン療法のみだった場合では…どれぐらいの差があるのでしょうか?

 

田澤先生から 【回答2】

こんにちは。田澤です。

今では、情報が溢れすぎて(心配するような状況ではない人までも)「余計な心配をしてしまう」時代なのだと感じます。
○一昔ならば「腫瘍径が6mm」で「抗ガン剤を勧める」医師など皆無であり、そして(その結果として)再発もなく終わっていました。(とても6mmの乳癌で再発など考えられません)

 ただ、情報が溢れて「Ki67=43.2%」なんて情報があると余計な心配のもととなっているようです。

「本当にホルモン療法のみ大丈夫でしょうか?」
⇒luminal type, pT1b(6mm)
化学療法は「過剰治療」でしょう。(ホルモン療法が十分に効くわけですから)

 pT1b(6mm)はトリプルネガティブでさえ「化学療法を勧めるかどうか迷う」ところです。(前回も言いましたが…)
 

「また主治医にルミナールbライクと言われましたがルミナールbライクとはどのような癌なのでしょうか?」
⇒これは「Ki67でルミナールタイプをAとBに分ける」事自体が、あくまでも「仮診断」なのです。なので「ライク(~様)」とつけているのです。
 つまり「ルミナールBライク=ルミナールB様」という意味です。

 それは本来の「ルミナールAとかBなどのサブタイプはマイクロアレイで多遺伝子の網羅的検索をしての分類」であり、「ER, PgR, HER2, Ki67の免疫染色での診断」とは「イコールではない」ので「○○ライク」と表現するのです。

 「今週のコラム 15回目 どうやって、免疫染色だけで、AとBに分けるか?」を読んでもらうと解ります。
 つまり本来のサブタイプ分類である(マイクロアレイでの網羅的遺伝子検索での分類に対し)それを免疫染色で代用しているから「○○ライク」と表現することがあるのです。
 

「また…オンコタイプデラックスをお願いしようか悩んでますが…私みたいな結果で中間結果になったときにどうしたらいいのか悩みむす。」
⇒中間結果(RS18~30)では「化学療法による上乗せはない」ことが解っています。

 つまり「もしもオンコタイプをやる」のであれば「ハイリスク:RS 31以上」
の際だけが「化学療法の適応」なのです。
 是非「今週のコラム30回目 実際はかなり多くのルミナールAがBと判定され無駄な化学療法をされている」を参照してください。
 

「オンコタイプデラックスはどう思いますか?また抗がん剤治療+ホルモン療法、または ホルモン療法のみだった場合では…どれぐらいの差があるのでしょうか?」
⇒(もしも、どうしても化学療法を迷うのであれば)是非やった方がいいです。

 そうすれば「タモキシフェンのみ」の場合と、「そこに化学療法を併用した」場合の数値の記載もありますよ。

 
 

 

質問者様から 【質問3】

おはようございます。

返信ありがとうございます。

私の中で第二の主治医として色々相談しています。

抗がん剤は本当に必要ありませんか?
再発や転移はしないでしょうか?

またオンコタイプDXの信頼性はどれぐらいなんでしょうか?

 

田澤先生から 【回答3】

こんにちは。田澤です。

同じ様なことを何度もきいているようですが…

質問者が悩んでいるのは解りますが、「何度聞かれても」私の回答は変わりません。
pT1b(6mm)では「化学療法は勧めません」

ただ具体的に「自分のケースでは化学療法が必要ない」と出なければ納得できないのであれば「OncotypeDXはいい」ですよ。
 

「またオンコタイプDXの信頼性はどれぐらいなんでしょうか?」
⇒「どの位」と表現するのは困難ですが…

 いくつもの「臨床試験で検証」されているので(少なくともKi67だけで化学療法の適応を決めるよりは)信頼性は高いのです。

 
 

 

質問者様から 【質問4】

先生おはようございます。

あれから色々考えてオンコタイプDX検査をして結果待ちの状態です。

今は1カ月半以上無治療なのですが…大丈夫なのでしょうか?
また先生は6ミリの癌に再発はないとおっしゃてましたが…転移もないって事でしょうか?
毎日不安でしたかありません
たまに頭が痛かったりすると転移したのかな?っと不安がよぎります。

大丈夫でしょうか?
そもそも私の病理結果はなんて書いてあるのでしょうか?
ki67のカッコの数字の意味なんでしょうか?
また私の場合もしも抗がん剤をしなかった場合再発転移率はどれぐらいなんでしょうか?
またオンコタイプDXの結果は低リスクになると思いますか?

 

田澤先生から 【回答4】

こんにちは。田澤です。

OncotypeDX行った事は良かったと思います。
やはり、「具体的なデータ(しかも純粋に自分限定)」があると安心感が違います。

「今は1カ月半以上無治療なのですが…大丈夫なのでしょうか?」
⇒勿論「全く」問題ありません。

 ご安心を。
 

「また先生は6ミリの癌に再発はないとおっしゃてましたが…転移もないって事でしょうか?」
⇒質問者は勘違いしていますね。

 と、いうか多くの患者さん達が勘違いしているところです。
 
 ○私がいう「再発」とは「遠隔転移再発」のことです。
  つまり「6ミリでは遠隔転移再発は殆ど無い」とのコメントでした。
 「局所再発は、手術や断端と関係するところであり、病状とは全く無関係なこと」なのです。
 

「毎日不安でしたかありません。たまに頭が痛かったりすると転移したのかな?っと不安がよぎります。」
⇒気持ちは解りますが…(時間だけが解決します)

 もしも質問者のような「超早期癌で再発する」ようであれば、「乳癌の現場は大変なこと」になってしまいます。
 御心配なく。
 

「そもそも私の病理結果はなんて書いてあるのでしょうか?」
⇒luminal type, pT1b(6mm) ということです。
 
 
「ki67のカッコの数字の意味なんでしょうか?」
⇒ki67 positivity 43.2% (444/1028) 

 これの444/1028のことですね?
 癌細胞を(複数視野で)カウントした1028個の内、(Ki67陽性細胞が)444個だったわけです。
 つまり444÷1028=43.2%で「Ki67(細胞分裂期にある細胞に陽性となる)が陽性」だったという意味です。
 

「また私の場合もしも抗がん剤をしなかった場合再発転移率はどれぐらいなんでしょうか?」
⇒それは(もう少し待つと)オンコタイプのレポートに記載されてくるので(少々)待ちましょう。
 

「またオンコタイプDXの結果は低リスクになると思いますか?」
⇒これも(結果がでるのだから)待ちましょうと言いたいところですが…

 統計的にはおおよそ、「半分が低リスク」「中間リスクと高リスクは1/4ずつ」となります。
 低リスクとなるかは解りませんが…
 高リスクとなる可能性は低いと思います。

 ○前回コメントしたように「中間リスクでは化学療法による上乗せはないのでホルモン療法単独で問題なし」です。

 
 

 

質問者様から 【質問5】

先生色々お世話になりました。

あれからオンコタイプの結果がでて抗がん剤治療になりました。

主治医からTC療法を進められたのですが先生も私が患者でしたらTC療法を進めますか?
また、最近術側の肋骨の一箇所が押すと痛いのですが…まさか骨転移?
って思ってしまいます。

骨転移は術後2カ月の無治療中とかでもありえますか?
術後2カ月後から痛みがでたりするのですか?

 

田澤先生から 【回答5】

こんにちは。田澤です。

「主治医からTC療法を進められたのですが先生も私が患者でしたらTC療法を進めますか?」
⇒以前に回答しているように…

 6mmのルミナールタイプで「化学療法自体」勧めることはありません。

「また、最近術側の肋骨の一箇所が押すと痛いのですが…まさか骨転移?って思ってしまいます。」
⇒ありません。
 時間だけが解決します(前回も言いましたが)

「骨転移は術後2カ月の無治療中とかでもありえますか?術後2カ月後から痛みがでたりするのですか?」
⇒質問者の病状では、あり得ない事です。

 心配な気持ちも理解はできますが、回答はいつも同じです。

 
 

 

質問者様から 【質問6】

先生お久しぶりです。

その後tc療法を無事終わり一区切りついた所です。

今はタモシキフェンを飲んで1カ月ぐらいです。

最近…術側は痺れてたような感じで…たまにピリッと痛みもあります。

肋骨らへんも痛かったりします。
骨転移とかしてる?って不安になって
寝れなくなったりもします。

もしも骨転移などしてた場合…症状はありますか?
骨シンチなどをして調べた方が良いですかね?
術後…半年で転移再発はありえますか?

 

田澤先生から 【回答6】

こんにちは。田澤です。

誰しも、術後暫くは「全ての症状が再発の兆候」のように感じられるようです。

「もしも骨転移などしてた場合…症状はありますか?骨シンチなどをして調べた方が良いですかね?術後…半年で転移再発はありえますか?」
⇒考え過ぎです。

 気候の影響(寒いと創部痛は強くなる傾向はあります)がありそうです。





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