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教えて下さい

[管理番号:2406]
性別:女性
年齢:46歳
いつも拝見しております。
去年10月末右側乳がん告知。
今年1月に乳房全摘、テッシュエキスパンダーの同時再建しました。
現在、病理の詳細結果待ちです。
(FISH法)
分かる範囲でいいので、抗がん剤が必要かお教え願います。
・浸潤性乳管がん
・大きさ1.1cm
・リンパ転移なし(センチネルリンパで確認済み)
・グレード2
・乳管侵襲なし
・断片陽性(再建時乳頭、乳輪をそのままのため)
これは、来週追加切除します。
・ホルモンレセプター
ER(+)70%
PGR(-)
HER2 スコア2+(追加FISH法)
KI67 40%
主治医からは、化学療法が有効と聞いています。
できれば、副作用が強く仕事に戻りたいので、抗がん剤はしたくないです。
やはり、私は抗がん剤がよく効くタイプで、これにより再発率はかわるのでしょうか?
先生よろしくお願いします。
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
pT1c(11mm), pN0, luminal, NG2
十分な早期癌です。
「主治医からは、化学療法が有効と聞いています。」
⇒これはKi67=40% つまり「luminal Bだから」という理由です。
 それは「化学療法の適応基準に入る」ということを意味していますが、「化学療法が有効」という意味ではありません。
 
「できれば、副作用が強く仕事に戻りたいので、抗がん剤はしたくないです。」
⇒たしかに「luminalBなので化学療法の適応はありますが…」
 早期であり、「上乗せ効果も高く無い」ので、ご本人の意思でいいと思います。
 
「やはり、私は抗がん剤がよく効くタイプで、これにより再発率はかわるのでしょうか?」
⇒抗がん剤の「上乗せ効果」は5%程度です。
 質問者の「できれば…」という事を考慮すれば、「化学療法なし」で何ら問題ないでしょう。
 
 

 

質問者様から 【感想2】

以前、化学療法を受けたほうがいいと思われるか、質問した者です。
あれから、fish法の結果が出まして、陰性でした。
出来たら、化学療法を受けたくないと先生に質問させていただきました。
主治医と話して、ルミナールBで、適応もあるので、先週TC療法1クール目を始めました。
副作用は、やはり関節痛や口内炎、便秘等かありますが、あと3回頑張りたいと思います。
貴重な質問の枠を取りまして、すみません。
ご報告まで。
 
 

 

質問者様から 【質問3】

田澤先生、いつもありがとうございます。
化学療法の事でご相談した者です。
質問がありますので、よろしくお願い致します。
化学療法2クールを終わりました。
前回は、関節痛や手の湿疹、首と腰にヘルペスができました。
薬で対処出来ましたが、今回も皮膚に副作用が出たようです。
下腹部のヘルペス、顔の頬が赤くなり、皮がめくれてきました。
左足の裏が痛くなって、歩く事がしんどいです。
左足の裏の親指の下に、水疱ができました。
副作用がつらく、電車で病院にも通院出来ずに、タクシーを利用しています。
鬱の状態で、毎日が辛いです。
まだ、あと2回TC療法が残っていますが、やめたいです。
手足症候群やその他の副作用を抑えながら、 残りも頑張って続けたほうが、いいでしょうか。
よろしくお願い致します。
 

田澤先生から 【回答3】

こんにちは。田澤です。
皮膚症状はTCにしばしば認めるものです。
カペシタビンで見られるような典型的な「手足症候群」ではないですが、似たような症状がドセタキセルにより起こります。
「まだ、あと2回TC療法が残っていますが、やめたい」「手足症候群やその他の副作用を抑えながら、残りも頑張って続けたほうが、いいでしょうか。」
⇒もう半分来たのだから頑張りましょう。
 ここまで来たら(精神的にも)そのほうがいいと思います。
 
 

 

質問者様から 【質問4】

いつもありがとうございます。
以前、化学療法の事ではありがとうござい
ました。
今回、骨転移の可能性がどれくらいある
か、質問させて下さい。
2週間ほど前から、椅子に座ると左のおしりの内側辺りが痛く、よくなりません。
整形外科でレントゲンをとって、診てもらいましたが、骨に異常はないということでした。
しかし、主治医に診てもらうように言われました。
主治医では、詳しい検査が出来ないので、
大きな病院でPETCTの予約する予定です。
手術から、半年たち少し仕事も出来るようになり、落ち着いてきた矢先に、また奈落の底に突き落とされた気持ちです。
宜しくお願い致します。
 

田澤先生から 【回答4】

こんにちは。田澤です。
骨転移など、ネットの見過ぎです。(ネットにはきっと「私の想像ですが」いかに乳癌で骨転移が多いのか書いてあるのでしょう)
もしも乳癌患者さんが、そんなに骨転移が多ければ「病院はパンク」してしまいます。実際は、そんなことはないのです。過剰な心配はしないようにしましょう。
「2週間ほど前から、椅子に座ると左のおしりの内側辺りが痛く、よくなりません。
整形外科でレントゲンをとって、診てもらいましたが、骨に異常はない」

⇒整形外科で診てもらったのであれば問題はありません。
 ★骨転移は「単純レントゲンで解る筈」です。
「主治医では、詳しい検査が出来ないので、大きな病院でPETCTの予約する予定」
⇒不要です。