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局所再発(皮膚転移)又は金属アレルギー反応でしょうか?

[管理番号:4717]
性別:女性
年齢:48歳
こんにちは。
田澤先生の熱心で真摯なご対応を拝読し、勇気を出し、ご連絡した次第です。
お忙しいところ、誠に恐縮ですが、先生のご意見をお聞かせ頂ければ幸いです。
・都内の大学病院にて
・2010年、二度の手術
・非浸潤癌
・温存
・放射線治療
・ホルモン治療ナシを選択
マーキングの為のチタンクリップと医療用の綿が残されている事を、二度目の術後に知りました。
執刀医の先生に金属アレルギー体質のため長期的に不安がある旨、尋ねたところ「医療用チタンだから」とのお返事でした。
術後から、常に患側の肩から腕、指先までの疝痛、不快な痺れやだるさ、軽い感覚麻痺がありましたが、センチネルの後遺症で神経に触っているのか、下着が当たるせいかと諦めつつ過ごして来ました。
この一年半ほど前から、胸の患部、摘出した箇所が赤く腫れ出し痒みを
伴う様になり、この半年で500円玉大くらいまで丸く炎症が広がり、ズキズキ痛む様になりました。
一時期は化膿もありましたが、今は表面は硬く乾燥し盛り上がっています。
その周辺に、この一カ月で別のしこりが感じられる様になり、この数日で赤みを帯びて来ました。
縫合した箇所は綺麗でケロイドも炎症もありません。
また患側の半身が健側と比較し、全体的に痒く感じられます。
怖くなり人に言えず、自分で直視を避け、なんとか治まってくれる事を待っていましたが、その気配がありません。
このまま放置して良いものか、どこまで広がるのか、異物の摘出は可能なのか、また私の様な方はいらっしゃるのかと調べましたが、該当ケースが見つかりませんでした。
こういったケースはやはり稀なのでしょうか。
一方で温存の場合、局所再発として皮膚転移も起こり得ると改めて知り、何年も経ってからのアレルギー反応は考えにくく、もしかすると、と愕然としました。
少ない情報ですが、田澤先生はどの様な可能性をお考えになりますか。
また肩、腕の疝痛や痺れは腫れた患部と関係がありますか?
ペインクリニックでの治療も考えた方が良いでしょうか。
これからのQOLを考えると気が重くなります。
大学病院ならではの不安や不信感から定期検診を止めてしまい、今は元の病院での治療を望んでおりません。
もし局所再発であった場合は、尚更のこと、と途方に暮れております。
そんな折、田澤先生のところに辿り着き、ぜひ診て頂きたいのですが、
私の様なケースでも、新患としてお願いする事は可能でしょうか。
お忙しいところ、恐れ入りますが、ご回答を頂ければ幸いに存じます。
どうぞ宜しくお願い致します。
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
私自身の手術では「チタンを入れる事はない」ので、このようなケースが実際にどの程度あるものか、全く実感できません。
ただ、症状からは「再発よりは、(稀かもしれませんが)チタンに対するアレルギー」の方をより疑います。
 ♯局所再発に「(痛みや化膿などの)症状はない」からです。
「また肩、腕の疝痛や痺れは腫れた患部と関係がありますか?」
⇒もし、本当に局所の炎症があれば関係があるかもしれませんが…
 単なる(年齢的な)女性ホルモンによる刺激症状の方が考えやすい感じはします。
「私の様なケースでも、新患としてお願いする事は可能でしょうか。」
⇒それは大丈夫です。
 江戸川での「予約外」ではなく、メディカルプラザ市川で(多少、期間が空いても)「予約」した方がいいでしょう。
 
 

 

質問者様から 【質問2】

再質問 管理番号4717
「局所再発(皮膚転移)又は金属アレルギーでしょうか?」で質問させて頂きました。
田澤先生、
その節は、大変お忙しい中、ご丁寧な回答を有難うございました。
診て頂けるとの事で早速、市川で診察の予約を取らせて頂きました。
(8月)
予約が取れた事に安堵し、日々を過ごしておりましたが、ここで再び不安に駆られております。
金属アレルギーかと思われる箇所は、次第に硬く黒くなり、もはや切除するしかないかと思う様相になっています。
気になるのは、その付近に現れたしこりです。
急激に大きくなっており、今は3センチ以上になっています。
表面が赤くつるっとして盛り上がり、境界がはっきりしています。
硬いですが弾力性があります。
また乳房全体も硬くなって来た様にも思います。
炎症を起こした箇所からの、何らかの影響かとも思ったのですが、Q&Aやコラムを拝読し、もしかすると葉状腫瘍ではないかと不安になっております。
勉強不足でお恥ずかしいのですが、その場合、どのくらい緊急性が高いのか。
このまま予約までお待ちしたいのですが、大丈夫でしょうか。
お忙しいところ誠に申し訳ありませんが、宜しくお願い致します。
 

田澤先生から 【回答2】

緊急度が測り兼ねます。
秘書メールにて「写真を添付」してもらえば緊急度を判断します。

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