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術後の化学療法について

[管理番号:6638]
性別:女性
年齢:50歳
乳癌と診断されてから大変参考にさせていただいてます。
ありがとうございます。
細胞診、CT、MRIにて
大きさ23mm、グレード2(3,2,1)
ER80、PgR70、HER2陽性(score3+)、
Ki67-15%、画像上は転移なしとなりました。
腫瘍が乳頭に近く、アンスラタキサン、ハーセプチン使用後、温存手術をすすめられましたが、他の選択肢も提示してくださり、またここのサイトも参考にさせていただき、手術先行、全摘同時再建、術後はTC療法とハーセプチン、ホルモン剤の予定でした。
しかし、センチネル生検にて3.2mmの転移が見つかり腋窩かくせいとなりました。
同時再建はそのまましていただきエキスパンダーが入っています。
担当医からは、術後の病理診断の結果で、
TCではなくアンスラタキサン、また再建後に放射線治療と言われています。
田澤先生はlowriskであればTC療法と言われていますが、どの辺りまでTC療法で可能なのでしょうか?
過去の質問を読み返しましたが、リンパ節転移1つ、ルナミルB(her2-)の方にTCで良いと言われてるのを見つけましたが、
私のようにher2+でもリンパ節転移が1つのままならなTC療法のままでも良いでしょうか?
過去質問を読ませて頂くとリンパ節転移4個で放射線治療かなとは思ってますので、
そこがher2陽性でもTCからアンスラタキサンへの境目と判断してもよろしいでしょうか?
画像上リンパ節転移はないと言われていたので、かなりのショックです。
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
「田澤先生はlowriskであればTC療法と言われていますが、どの辺りまでTC療法で可能なのでしょうか?」
「私のようにher2+でもリンパ節転移が1つのままならなTC療法のままでも良いでしょうか?」
「リンパ節転移4個で放射線治療かなとは思ってますので、そこがher2陽性でもTCからアンスラタキサンへの境と判断」

→その通りです。
 (私は)リンパ節転移3個以下ならTCとしています。(基準は存在しません)