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授乳中の乳がん治療

[管理番号:5787]
性別:女性
年齢:38歳
授乳中に乳がんと診断されました。
現在は手術待ちの状態です。
手術は約2週間後、
授乳はやめます。
しこりの大きさはエコーでは18mm、エストロゲン受容体100%、プロゲ
ステロン受容体40% her2陰性、ki67 20% グレード1 遠隔転移なし 今のところリンパ節にも転移はなさそう ここまで分かっています。
先生からは部分切除(がんから2cm周りを切除)を薦めていただいています。
母乳が作られていても正確に手術できるのでしょうか?また、授乳期で乳腺が多く、MRIやCTでも、がんの正確な大きさや広がりが判断できないとのことです。
あくまでもエコーのみの判断です。
このような場合は、部分切除で大丈夫なのですか?広がりが分からないので、取り残しがありそうで心配です。
また乳汁分泌を抑える薬は処方されてませんが、飲んだほうがいいのでしょうか?
その後は、放射線治療とホルモン治療の予定で大丈夫でしょうか?
授乳中の乳がんは予後が悪いと聞きますが治療はできることは試したいです。
宜しくお願い致します。
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
物事はシンプルに考えましょう。
授乳期だから予後が悪いなど、全くナンセンス。
☆授乳期乳癌に関しては「授乳期は、どうしても(ご自分で気づきにくい)とか、
(検診を含めて病院受診が遅れがち)などの理由」による影響で、「そのように見えているだけ」であり、影響は全くないことが(今では)判明しています。
「母乳が作られていても正確に手術できるのでしょうか?」
「このような場合は、部分切除で大丈夫なのですか?」

⇒全く問題ありません。
「また、授乳期で乳腺が多く、MRIやCTでも、がんの正確な大きさや広がりが判断できない」
「広がりが分からないので、取り残しがありそう」

⇒そんなことはありません。
「また乳汁分泌を抑える薬は処方されてませんが、飲んだほうがいいのでしょうか?」
⇒不要です。
「その後は、放射線治療とホルモン治療の予定で大丈夫でしょうか?」
⇒ルミナールタイプなので、Ki67は術後に病変全体で確認しましょう。(それでルミナールBなら抗癌剤も推奨されます)
「授乳中の乳がんは予後が悪いと聞きます」
⇒冒頭でコメントしたように…
 「誤った情報」です。(全くナンセンス)