乳がんプラザ|乳がんの手術は江戸川病院・東京


[管理番号:2369]
性別:女性
年齢:34歳

先生はじめまして。

少なくとも一年前位から、左の乳首から時々透明な汁が出ることがありました。

二日前、怖かったのですが乳腺科を受診し、エコーで小さなかたまりが写り、マンモをしたら石灰化というこまかな点の集まりが沢山写りました。

細胞をとり、結果が出るまでに3週間もかかるとのことで、すごく落ち込んでいます。

また、かたまりがとても固く、針がなかなか刺さらず、ぎゅうぎゅうしたせいか、脇が今痛く、熱をおびているかんじで、とても心配です。

先生のお話を読みますと、私は確実に癌ではないかと泣けてきます。

3週間の間に若年性は進行が早いと読みましたが3週間も待ってしまうことに疑問がわきます。

どうかお考えをお聞かせ下さい。

お願い致します。

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

「少なくとも一年前位から、左の乳首から時々透明な汁が出ることがありました。」
⇒「単孔性」かどうかがポイントです。

 「複数の孔」からでるようであれば、「何ら問題にすること」はありません。
 

「エコーで小さなかたまりが写り、マンモをしたら石灰化というこまかな点の集まりが沢山写りました。」
⇒なかなか、この事実だけでは判断は難しいです。

 そもそも「エコーでのしこり」と「石灰化」の位置関係(一致しているのか?)も不明です。
  

「細胞をとり、結果が出るまでに3週間もかかるとのことで、すごく落ち込んでいます。」
⇒「3週間」ということは「細胞診ではなく、組織診(太い針)」でしょうか?
 

「また、かたまりがとても固く、針がなかなか刺さらず、ぎゅうぎゅうしたせいか、脇が今痛く、熱をおびているかんじで、とても心配です。」
⇒もしかすると「シコリ自体」が硬いというよりも、そこまで「到達するまでの正常乳腺」が硬くて刺さらなかった可能性があります(若い人の硬い乳腺では起こりえます)

 そう言う場合は「マンモトーム生検」の方が(針がスムーズに通って)適切です。
 ○きちんと「針生検で検体が上手く採取されているのかどうか」注意が必要です。
 

「先生のお話を読みますと、私は確実に癌ではないかと泣けてきます。」
⇒判断はできません。

 ただし、重要な事は「きちんと針生検の標本が採取されて確定診断に至る」ことです。
 「上手く採取されなかったので経過観察」という事態だけは避けるようにしてください。
 

「3週間の間に若年性は進行が早いと読みましたが3週間も待ってしまうことに疑問がわきます。」
⇒「若年性は進行が早い」なんて事はありません。(余計な情報です)

 結果が出るまでの期間が長く感じるとは思いますが、(万が一癌だとしても)「3週間は何ら問題はない」のです。

 
 

 

質問者様から 【質問2】

先生おはようございます。

先日質問させていただいたものです。
 番号は2369です。

私がした検査は麻酔無しで注射器で細胞をすいとるものでした。
その結果待ちに3週間もかかっています。
ほんとうにもどかしく、その間にマンモトームをして早く結果をしりたいと他の病院に尋ねましたが、感染の心配があるから結果を待つように言われました。

先生の病院にもお電話したのですが、3月までいっぱいとのことでした。

レントゲンで数センチくらいの明らかな石灰化の細かい集まりが見られ、左の乳首からの透明な分泌物。
エコーに写った丸いかたまり。
注射器をさしたときにその物がカチカチで刺さりにくかったこと。
これは私の胸が硬いのではなくこの物がカチカチでした。

このまま待っても悪いことばかり考えてしまいます。

もしも癌ですと、こんなにいろいろ症状が出ていますのでかなり進行したものでしょうか?
これだけでは判断できないことは分かっていても不安で仕方ありません。

先生に診て頂いて手術となるにもかなり待つのでしょうか?
どうかお考えをお聞かせ下さい。

宜しくお願い致します。

 

田澤先生から 【回答2】

こんにちは。田澤です。

「私がした検査は麻酔無しで注射器で細胞をすいとるものでした。その結果待ちに3週間もかかっています。」
⇒ただの「細胞診」だとすれば、さすがに「長すぎ」と言えますね。

 「結果がでるまで期間がかかる」というよりは、むしろ「結果説明の外来予約が入らない」ような感じかもしれません。
 

「先生の病院にもお電話したのですが、3月までいっぱいとのことでした。」
⇒通常の予約では入らないと思います。

 ただ、小平秘書 secretarya@edogawa.or.jpへご連絡いただければ「緊急度に応じた対応」(ご希望に必ずしも添えるかはご容赦願います)をさせてもらいます。
 

「レントゲンで数センチくらいの明らかな石灰化の細かい集まり」
⇒これはステレオガイド下マンモトームが必要なのかもしれません。
 

「これは私の胸が硬いのではなくこの物がカチカチでした。」
⇒細胞診の針では無理ですね。
 いずれ「細胞診では確定診断」にはなりません。
 

「もしも癌ですと、こんなにいろいろ症状が出ていますのでかなり進行したものでしょうか?」
⇒分泌はそもそも「単孔性」でしょうか?

 いずれ「進行とは無関係」と理解すべきです。
 きっちり「確定診断つける」ことが重要です。

江戸川病院 乳腺外科 小平秘書
電話:070-6977-7527
メール:secretarya@edogawa.or.jp
メールには①Q&A管理番号(ある方のみ) ②現在の症状 ③氏名 ④生年月日 ⑤電話番号 を記載してください。
 
*ドメイン設定(受信拒否設定)をされている方の場合、江戸川病院 乳腺外科 秘書室から送るメールを確認することができません。
 ドメイン設定を解除して頂いただくか、又はドメイン edogawa.or.jp を受信リストに加えてください。

 
 

 
 

 

質問者様から 【質問3】

先生おはようございます。

何度も質問してしまい、すみません。

ここ数日左の乳首が服が擦れると痛く、乳頭部分が一部が赤みがかって膨らんだような気がします。

ネットで見ると、炎症性乳ガン、パジェット、などが出てきて本当に心配で心配でしょうがありません。

皮膚が赤くなったりはしていませんが、可能性があるのでしょうか?

また、乳頭分泌があるせいで乳頭にも異変が出ているのでしょうか?
昨日秘書の方にもご連絡させて頂きましたが、イヘンガあったにも関わらず何も進まないことで気がおかしくなりそうです。

沢山のかたが同じような気持ちで質問をされているのにこんなに取り乱してお恥ずかしいのですが、、、。

どうか宜しくお願い致します。

 

田澤先生から 【回答3】

こんにちは。田澤です。

「ここ数日左の乳首が服が擦れると痛く、乳頭部分が一部が赤みがかって膨らんだような気がします。」
「ネットで見ると、炎症性乳ガン、パジェット、などが出てきて本当に心配で心配でしょうがありません」
「皮膚が赤くなったりはしていませんが、可能性があるのでしょうか?」
⇒心配な気持ちは解りますが…

 炎症性乳癌は「乳房全体が真っ赤になる」状況であり、どう考えても当て嵌まりません。
 パジェットは「今週のコラム 5回目 最初は乳頭なのです」を参照してください。
 乳頭が「明らかに爛れる」のですぐに解ります。

「また、乳頭分泌があるせいで乳頭にも異変が出ているのでしょうか?」
⇒分泌と「乳頭」とは全く無関係です。
 

「昨日秘書の方にもご連絡させて頂きましたが、イヘンガあったにも関わらず何も進まないことで気がおかしくなりそうです」
⇒私の対応が遅れ気味で申し訳ありません。

 どうしても、「診療やQandA]などがあるので、遅くなる事もあることをご容赦ください。
 ただ、今日中にも連絡があるので安心してください。

 
 

 

質問者様から 【質問4】

先生、本日はありがとうございました。

マンモトームのお蔭で白黒はっきりつき、先生のところへ行って良かったと思いました。

それで、伺った時は極度の緊張状態で、頭がまわらず聞きたいことを全く聞かずに帰ってしまいました。
こちらでは場違いかもしれませんが他に方法が分からず、質問させて下さい。

まず、石灰化の方は、これで今後はやることなく、経過観察も無くて良いのでしょうか?

また、分泌物が出る方の乳管内病変は、先生の過去のご意見も含めて摘出手術をしようかと思ってきました。

その場合、今から予約をするといつ頃になりますか?

また、摘出手術の前に、顕微鏡で悪性か良性かを調べられるらしいのですが、それについてはどうお考えでしょうか?

今日お伺い時にお聞きすべき事を、この場をお借りしましてすみません。

ご面倒をお掛け致します、宜しくお願い致します。

 

田澤先生から 【回答4】

こんにちは。田澤です。

ST-MMTの結果 乳腺症に伴う石灰化で良かったです。
「まず、石灰化の方は、これで今後はやることなく、経過観察も無くて良いのでしょうか?」
⇒その通りです。

 「経過観察」するのであればST-MMTをする必要は無かったのです。
 「白黒つける」ためにST-MMTをおこなったのです。 「白」だったので経過観察は不要です。
 ♯生検は本来「確定診断(白黒つける)のために行うべき」ものです。 
 生検をしておきながら「半年後フォロー」というのは誤りです。(診断結果に自信が持てない事の裏返しなのだと思います) 
 

「また、分泌物が出る方の乳管内病変は、先生の過去のご意見も含めて摘出手術をしようかと思ってきました。」
⇒診察時もお話したように、「単孔性分泌で(しかも)量が多い」ので(前回乳管造影した際に説明したように)乳管内病変です。
 年齢的には「良性の可能性が高い」とは思いますが、私がしばしばこのQandAの場でコメントしているように、
 「乳管内乳頭腫」はそれ自体は良性であっても「同じ乳管に、同時性もしくは異時性に、異型病巣(癌も含めて)を発生する」可能性が十分にあります。

 診察時には「妊娠を優先」するとのことでしたが、こちらを先にしても勿論問題ありません。
 

「その場合、今から予約をするといつ頃になりますか?」
⇒良性疾患の場合には、どうしても(手術枠を癌優先にせざるをえないので)遅くなってしまいます。
 現時点では8月になります。

 それでもご検討されるのであれば、小平秘書 へ御連絡ください。
「乳腺外科秘書室(小平)問合せフォーム」からご相談ください。
こちらのリンクをクリックしてください。

 
 

「また、摘出手術の前に、顕微鏡で悪性か良性かを調べられるらしいのですが、それについてはどうお考えでしょうか?」
⇒これは「誤り」です。

 私が「単孔性分泌」として問題としている病巣は小さなもので、摘出(乳管腺葉区域切除)以外には診断がつきません。
  そのレベルでの診断を望むのであれば、それしか無いのです。(大きくなってからでも良ければ、いくらでも手段はあります)





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