Site Overlay

ずっと続く痛みについて

[管理番号:3940]
性別:女性
年齢:27歳
田澤先生、はじめまして。
初めて投稿させていただきます。
娘が5月で卒乳し、今年の6月にかかりつけの総合病院で触診とマンモグラフィーをうけました。
エコーはマンモグラフィーで異常があれば案内しますとのことで、その時はマンモグラフィーだけうけました。
後日、
結果が届きましたが異常なしでした。
10月に入ってすぐ胸あたりに違和感を感じるようになり、最初は脇の下あたりが痛いなぁという感じでした。
日によって、脇の下のあたりが痛かったり、胸が痛かったり(右だったり左だったり真ん中のところだったり…)、背中のあたりが痛かったり、ずっとここが痛いとかではなく左右あちこちに痛みが移動します。
何度か母乳をあげているときのような胸がツーンとする感じもありました。
特に我慢できない痛みではなく、呼吸をすると痛むとか動かすと痛むとかではありません。
気づくと痛いなと思う感じで1日の中でけっこうな時間感じています。
心配になり病院を受診し胸部のレントゲンをとってもらいましたが、特に異常なしで肋間神経痛かもしれないので様子を見てくださいと言われました。
その後も痛みが続くので、違う病院の乳腺外来を受診しました。
触診、
マンモグラフィー、エコー、胸部レントゲン、血液検査をしてもらいましたが、結果異常なしでした。
マンモグラフィーのときに分泌物がある
のは多分母乳の残りだと思うけど、心配なら3カ月後に細胞診?をしますと言われました。
卒乳後のケアを全くしていなかったため、母乳が残っていると思うので出し切っておいた方がいいよと言われ、勧められた助産院にすぐおっぱいマッサージに行きました。
そこでは、母乳の残りがあるからしぼって
おいたけど1ヶ月たってもまだでるならまた来てくださいと言われました。
11月に入りましたが、痛みがよくなりません。
自分でセルフチェックも
していますが、しこりは特にないと思います。
(チェックの仕方がわるいのかもしれませんが…)異常なしと言われたのですが心配で、もっと精密な検査(MRI?)を受けた方がいいのでしょうか?しこりのない乳ガンもあると聞くし、乳ガンで痛いのはけっこう進んでいるとネットで見たりしてとても不安です。
本当に肋間神経痛なのか、乳ガンの痛みなのか自分ではわかりません…あれだけの検査を受けて見落としということはあるのでしょうか?
お返事よろしくお願いします。
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
乳房痛ですね。
結論からすると「女性ホルモンによる刺激症状」です。
全く心配ありません。
卒乳後に「卵巣機能が不安定な時期の女性ホルモンによる刺激」であり、割と「よくあること」です。
是非、『今週のコラム 49回目 「ちょっと待った。それって本当に受診が必要?」』をご参照ください。
このような症状を「乳癌ではないか?」と考えるのは、あまりにも荒唐無稽なことであり、その後「受診してマンモとエコーもしている」のだから、「もう少し、その医師を信用してあげましょう」
★ただ、もっと問題なのは以下の2点です。
 ①『しこりのない乳ガンもある』と聞くし、②『乳ガンで痛いのはけっこう進んでいるとネットで見たりして』
 正直、上記①②のような「あまりにも酷過ぎる」勘違いが世の女性を「無駄に」心配させることのないように急遽、次回の『今週のコラム』に取り上げることとしました。
○次回の「今週のコラム」と内容的にダブる事になるとは思いますが…
①『しこりのない乳ガンもある』
 このように「しこりのない乳がんもある」などというフレーズだけ聞くと(世の中にとても多くいる「乳房痛」の方達から)「私も、そうではないか?」「私も!」「私も!」みたいな「得体の知れない不安」を引き起こすだけです。
 これは『完全なる勘違い』です。(イタズラに恐怖を煽るだけの「百害あって一利なし」です)
 実際には、それに「該当する可能性があるのは以下の2通り」しかありません。
(それ以外で、「シコリのない乳癌」など、想像する必要は1000%ありません)
 1.石灰化:乳癌に伴う石灰化が乳管内に拡がってはいるが「しこりを作らない」状態
 2.(単孔性)乳頭分泌であり、乳管内病変として存在しているが「しこりは触れない」し「エコーでも見えない」
 ここで質問者は(マンモグラフィーを撮影しているので)1にも相当しない。(分泌は単孔性ではない、ただの卒乳後のものなので)2にも相当しません。(つまり、1000%「しこりの無い乳癌」などという無意味な心配をするべきではありません)
②『乳ガンで痛いのはけっこう進んでいるとネットで見たりして』
⇒こんな「くだらない」事を(ネットに)書いている人は誰でしょうか?
 「日本だけでも何百万人もいる乳房痛の人達を、無駄に心配させる」罪深い人はは誰でしょう?(一度、顔を見てみたい)
 全く「事実無根」も甚だしい。
 ★世の中に「数百万人もいる(女性ホルモンによる)乳房痛の人達」を恐怖に陥れる、(百害あって一利なしの)とても「罪深い」記載です。
 事実は「乳房痛を起こす様な乳癌」は「一目で解る様な巨大なシコリ」を形成し、「皮膚に顔を出す」など、『ご本人が気づかないなど、ありえない』ものです。
 「痛いけれど、(自分で)シコリとして認識しない、進行した乳癌」など全く荒唐無稽な想像です。
 上記のことが皆さんに伝わるように、次回の「今週のコラム」で再度コメントします。