乳がん手術は江戸川病院・東京


[管理番号:4713]
性別:女性
年齢:45歳

乳ガン告知されてから、このページを参考にさせていただいてます。
現在不安の中にいます。

現在に至るまでの経緯をお話しします。

2015年10月頃
自身で右胸の下の方にしこりを発見。

市の乳ガン検診を受診。

右胸の上の方に別のしこりがあると言われ、市内のA総合病院にて組織検査をうける。

悪性ではないであろう、乳腺炎か脂肪かもとの見解。

2016年2月頃から胸が吊れたり、しこる感じ。

左右の胸にしこりあり。
右胸のしこりは
大きくなっていると感じる。
背中にも痛みを感じ、整形外科を受診するが問題なし。

2016年4月
近所の小児科、内科の医師に相談し、隣町の市民病院を受診。

技師がとったエコー画像を見ながら「A総合病院で検査して大丈夫だったなら、
問題ないのでは」と言われ3ヶ月後に受診するように言われる。

2016年7月
前回同様のことを言われ、あまり画像に変化はないので6ヶ月後に受診するように言われる。
その際画像に変化がなければもう受診しなくて良いと。

2017年1月
画像のしこりが大きくなっている。
(私は形がいびつになっているように思えた)
「どうする?検査する?」と医師から聞かれ訳がわからず「はい、します」と答えるとでは、看護師の所へ行ってと言われ診察終了。

医師からは検査の説明も何もなく、看護師より説明を聞いたとサインをするように言われ、金額だけの説明を聞く。

後日電話で問い合わせ、その検査がマンモトームだと知る。

これまでこの市民病院では触診はおろか服も脱いだことはなく、患部すら1度も見てもらえていない。
医師はただ技師の写したエコー写真の画面を見て話すだけ。

不安を感じて検査をキャンセルする。

2017年2月
B乳腺外科クリニニックを受診。

触診、マンモグラフィ、エコーで右胸上のしこりはガンの可能性が高いと言われる。

その日に針生検をして、左胸は良性。
右下はレベル3。

2017年3月
右胸の上の方と下の方のしこり2箇所の組織をとる。

結果、下の方は問題なし。

上の方のしこりは非浸潤性乳管ガンである。
非かどうかは詳しく調べ、手術しないとはっきりしないが、しこりがまわりにいくつもあるのでガンの広がりかもしれないとのこと。

このクリニックまでは自宅から距離があり、手術や放射せん治療はクリニック近くのC病院となるため、自宅近くの県立病院を紹介してもらう。

2017年3月
県立病院にて、マンモグラフィ、MRI、エコー、血液検査をする。

医師より「ガンの場所がどこにあるかはっきりしない。
小さくてうつらないかもしれないので、手術時にはっきりする!?と思う」と言われる。

骨シンチ、造影剤を使用しての全身(っ骸骨~骨盤)CT の予約が入れられる。

ガンの場所が分からないなら、この病院でも組織検査をして欲しい旨伝えて、4月にエコー下マンモトーム検査を受ける。

担当医ではない女性医師が担当。
止血がうまくいかず帰り道に大量出血。

病院に戻るが1時間以上止血出来ず、応援に来た医師に骨シンチとCT は今の段階では医療被爆のリスクばかりが高いので受けたくない旨つたえると、理解していただけて今回はキャンセルに。

マンモトームの結果は今回乳腺しかでなかったと。

うまくガン細胞に命中しなかったかもしれないが、万一の取り違えの医療ミスを避ける意味でも3ヶ月後に受診してそれからもう1度マンモトームをすることになるだろうと言われる。

今回の検査で内出血などしているため、
すぐに同じ検査をしてもわからなくなるのでとのこと。

このような経緯で、しこりが分かってから1年半が経過してしまっています。

本来でしたら明後日手術の予定でしたが、白紙になってしまいました。

1度乳ガンと診断されているのに3ヶ月も放置して大丈夫なものなのでしょうか?
とても不安な気持ちです。

長い文章になってしまい、大変恐縮ですが田澤先生のご意見をお聞かせ頂けると嬉しいです。

宜しくお願いします。

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

診療レベルの問題が大いにありそうで、質問者にはお気のどくです。
ただ、(いろいろと事情はおありだとは思いますが)結果として複数の病院を受診していることにも原因があるようです。

「1度乳ガンと診断されているのに3ヶ月も放置して大丈夫なものなのでしょうか?」
⇒幸い、「非浸潤癌」との診断なので(その点は)安心です。

 大丈夫とは言い切れませんが、現状は仕方がないようです。

 
 

 

質問者様から 【質問2】

田澤先生、先日は早々にお返事をいただきましてありがとうございました。

慌てて送信してしまった為、追加で質問があります。

お忙しいところ申し訳ありませんが、宜しくお願いします。

針生検ではガンを検出出来たのに、マンモトームで出来ない事はよくあるのでしょうか?
針生検での誤診の可能性はありますか?
1度マンモトーム検査をしたら、3ヵ月空けなければならないという決まりはありますか?
何故3ヵ月空けなければならないのでしょうか?
血腫などがあった場合、検査に影響するのでしょうか?
検査から既に1ヵ月が経過しているのですが、今検査するのはダメなのでしょうか?

B乳腺外科クリニックでガンを検出しても、県立病院で検出出来なければ即手術とな行かないのでしょうが、次回も検出出来なければまた経過観察になるのではと思うと不安です。

マンモトームではなく、次は針生検でというのは可能なのでしょうか?
マンモトームで見つからないのに針生検で見つけるのは難しいのですか?

私には2人の子供がおり、どちらも受験を控えているため、今後の手術や治療の見通しがたたないので困っています。

5月に手術する予定だった為、子供達にはその旨話しましたが、この先これ以上動揺させたくはないと思っています。

以前からしこりのあたりにチクチク痛みがあり、また右の背中の肩甲骨の下あたりが痛みます。

最近はしこりが固くなっていて、大きくなっているように感じます。

昨年7月に隣町の市民病院でのエコーでは、しこりの大きさが1センチ位との事でしたが、B乳腺外科での今年3月のエコーでは1、2~1、5センチとの事でした。

大きくなるのが早いのではないか?
進行してるのではと心配なのですが、いかがでしょうか?
B乳腺外科の医師がエコーで見た際は「非浸潤ガンと出ているが、広がった形をみると浸潤ガンのようにも見える。」
とのことでした。

この状況でモンモンとした気持ちで3ヵ月待たなければならないことに不安ばかりです。

以前、管理番号146「食事療法、他について」の方の質問で温熱治療器の使用で「腫瘍のある胸以外なら温めても大丈夫」とありました。

腫瘍は温めると良くないのですか?
それとケトン食などを勧めてくれる知人もいますが、先生はどう思われますか?
次に受診するまでの間、気休めかもしれませんが、せめて自分に出来ることをしようと思います。

お忙しいところ大変申し訳ありません。

おこたえいただけると有り難いです。

宜しくお願いします。

 

田澤先生から 【回答2】

こんにちは。田澤です。

「針生検ではガンを検出出来たのに、マンモトームで出来ない事はよくあるのでしょうか?」
⇒ありません。

 たんに、「手技的な問題」のようです。

「針生検での誤診の可能性はありますか?」
⇒メール内容から解釈するに…

 それはありません。

「1度マンモトーム検査をしたら、3ヵ月空けなければならないという決まりはありますか?何故3ヵ月空けなければならないのでしょうか?血腫などがあった場合、検査に影響するのでしょうか?検査から既に1ヵ月が経過しているのですが、今検査するのはダメなのでしょうか?」
⇒血腫の状況にもよりますが…

 血腫が吸収されないと、「超音波で見ずらい」からです。

「マンモトームで見つからないのに針生検で見つけるのは難しいのですか?」
⇒誤りです。

 「見つける」のはあくまでも超音波なのです。

「また右の背中の肩甲骨の下あたりが痛みます。」
⇒ストレスによるホルモンバランスの影響です。

「大きくなるのが早いのではないか?」
⇒普通です。

「進行してるのではと心配なのですが、いかがでしょうか?」
⇒そんな短期間に進行しません。

「腫瘍は温めると良くないのですか?」
⇒止めましょう。

「それとケトン食などを勧めてくれる知人もいますが、先生はどう思われますか?」
⇒全くエビデンスがありません。

 
 

 

質問者様から 【質問3】

田澤先生、こんにちは。

先日はお忙しい中、ご回答ありがとうございました。

その後、担当医に3ヶ月間放置する不安を伝え、懇願し、担当医に直接エコーでみていただきました。

するとマンモトーム検査での血腫も散らばっているし、針生検が可能となり6月に行いました。

結果はやはり非浸潤ガンとのことでした。

担当医から「手術したほうが良いみたいね」と言われ
急な展開ですが、今週手術の予定です。

「手術した方が良いみたい」とは「しなくても大丈夫な程度」と言う意味なのか、あるいは、「急ぐ必要はないが手術は必ずすべき」との意味なのでしょうか?
ここまで紆余曲折の経緯があり、ようやくここにたどり着いたという感じもありますが、不安もあります。

病理診断の結果から自分の状態を知りたいのですが、読み方が分かりません。

田澤先生教えていただけませんか?
担当医からは今のところ非浸潤ガンで広がりは見えるけど0期かもしれないから、早期の感じだろうとのことでした。
ホルモン感受性は低いと。

リンパ節転移の可能性は低いとのことなので、私としてはリスクやダメージを抑えたくてセンチネルリンパ節生検は省いて欲しい旨伝えたのですが、受けるように強く言われました。

ホルモン感受性が低い場合、受けるべきと
の説明だったのですが、その場合転移しやすいのですか?

夫からは転移してない、大丈夫だと証明するためにも受けて欲しいと言われ受けようと思います。

病理組織診断を記載します。

不躾なお願いでお忙しい中、申し訳ありませんがどのようなことなのか教えてください。

宜しくお願いします。

Right -breast,A,core nee dle
biopsy:Non-invasive ductal
carcinoma [VT12813 M8500/2]
〈所見〉
*下記、および、ER、PgR、MIB-1の免疫染色を行いました。

4本の乳腺組織で、ヘモジデリンを貧食した組織球の巣状浸潤、繊維化、収縮傾向を示す領域が有り、前回の生検に伴う瘢痕領域、炎症領域と考えられる。
2本で、拡張した乳管が見られ、クロマチンの増加と中型核小体、大小不同、重積傾向を示す腫大した卵円形核と多辺形、立方状様の
狹い好酸性胞体をもつ異型上皮が網目状構造、橋渡し様構造を形成しながら内腔を被覆しつつ増殖している。
核分裂像が散見される。
異型上皮うはCK5/6(-)で、筋上
皮細胞[CD(+)、p63(+)]の縁取りを伴っている。

Methods:core needle biopsy
Location:Right,A
Histological Type:non-invasive
ductal carcinoma
Nuclear atypia:2 Mitosis:1
Nuclear grade:1
A.Tubular formation:1 B.Nuclear
polymorphism:2
C.Mitotic counts:1
Score(A+B+C)-HG::HGI,4点
ER(PS):0 ER(IS):0  
ER(TS) :0
J-score(ER):Score 0(陰性)[既存
入管上皮は陽性] 
PgR(PS):1 PgR(IS)2
PgR(TS):3
J-Score(PgR):Score 1(陽性細胞占
有率 1%未満)

 

田澤先生から 【回答3】

こんにちは。田澤です。

文面からは「手術した方が良いみたいね」「センチネルリンパ節生検は省いて欲しい旨伝えたのですが、受けるように強く言われました」
⇒ここに矛盾を感じるのは私だけでは無いでしょう。

 ○「手術自体は強くは勧めない」のに、「センチネルリンパ節生検の省略は許さない」では、「極めてバランスに欠いた主張」だと言えます。

「「手術した方が良いみたい」とは「しなくても大丈夫な程度」と言う意味なのか、あるいは、「急ぐ必要はないが手術は必ずすべき」との意味なのでしょうか?」
⇒「極めてバランスに欠いた主張」なのでコメントしずらいですが…

 さすがに「センチネルリンパ節生検はすべき」といっているのに「しなくても大丈夫な程度」と考えている訳ではないでしょう。(常識的に考えて)
 「急ぐ必要はないが、やるならきっちりやりなさい」と解釈しましょう。

「リンパ節転移の可能性は低いとのことなので、私としてはリスクやダメージを抑えたくてセンチネルリンパ節生検は省いて欲しい旨伝えたのですが、受けるように強く言われました。」
⇒私であれば
 患者さんからの希望であれば省略します。

 「明らかに転移している」のでなければ、それが妥当です。

「ホルモン感受性が低い場合、受けるべきとの説明だったのですが、その場合転移しやすいのですか?」
⇒担当医の頭の中を探れば…

 術後「無治療(ホルモン療法をしない)」となると、「万が一が心配」ということでしょう。
 ♯逆に言えば、「ホルモン感受性があれば、リンパ節転移が万が一あったとしても、ある程度ホルモン療法で抑えられる」という考えでしょう。

 
 

 

質問者様から 【質問4】

田澤先生、こんにちは。

その節はご回答いただきまして、ありがとうございました。

7月初旬に右胸の乳房温存手術を受けました。

病理検査の結果は非浸潤性乳管癌。

病変の広がりは最大7ミリ。

リンパ節転移なし。
(センチネルリンパ節
生検省略は叶いませんでした)
0期。

参考所見として、癌の悪性度2。
増殖能
20%弱、低め。

HER2発現 検討不要。

エストロゲン受容体・陰性。
 プロゲステ
ロン受容体・陰性。

このような結果でした。

治療前診断では、1.5センチ位のしこりと言われていました。

教えていただきたいのですが、このように癌の大きさが治療前の診断の半分以下ということはよくあるのでしょうか?
また何故そうした事がおこるのでしょうか?
違う場所を切除したのでは?と心配なのですが、そういう事はありますか?

それと、非浸潤癌で大きさが1センチ未満の場合、放射線治療のする、しないを選択できる病院もあるようです。

私の通う病院も以前は選択出来たそうです。

ですが、私の主治医は放射線治療をしないことは許さないといった感じです。

放射線についての説明は放射線科医から聞くように言われ、主治医からの説明はほとんどありませんでした。

放射線科医の説明でリスク等を聞き、不安を抱いています。

主治医にそのことを話すと「だったらそういう人は最初から全摘すれば良かったんだ!」とかなり強い口調で言われ、悲しい気持ちになりました。

扇状に切除し、マージンもしっかりあると聞いているので、放射線治療をしない事でのリスクはあると思いますが、出来る事ならば放射線治療はしたくはありません。

主治医が休暇中で別の医師に診ていただいた際、放射線について質問したところ、
「年齢的にも放射線治療はしておいた方が良いと思う。メリット、デメリットを天秤にかけてもメリットの方が大きい」「放射線治療をしなくても7割の人は再発はしないが、放射線治療で再発の可能性は3分の1まで減らせる。
実際には3%位だと思う」と仰ってました。

失礼ながら、田澤先生にお尋ねしたいのですが、このような場合、放射線治療を受けた方が良いと思われますか?
放射線治療で再発の可能性が3%まで減るのでしょうか?
非浸潤癌で1センチ未満でもメリットの方が上回りますか?
年齢も関係するのでしょうか?
主治医から放射線治療は術後2か月位までにスタートするように言われました。

どういった理由ででしょうか?

長々と申し訳ありません。

お忙しい中、大変恐縮ですがご教示いただけるとありがたいです。

宜しくお願いします。

 

田澤先生から 【回答4】

こんにちは。田澤です。

まずは0期の乳癌であったこと。
それを喜びましょう。

状況はわかりました。
前回のメール内容も含め、
(大学病院にありがちな)主治医の経験や患者さんの希望は全く考慮されず(カンファレンスとやらで、激しく糾弾されるのでしょう)窮屈な診療をしているようです。

「このように癌の大きさが治療前の診断の半分以下ということはよくあるのでしょうか?
また何故そうした事がおこるのでしょうか?」

⇒あります。

 画像診断で全てが解るわけではないのです。
 解釈すれば…
  非浸潤癌の病巣の周囲の(癌では無い)「乳管拡張などの所見」を含めて「病巣」と判断したのでしょう。

「違う場所を切除したのでは?と心配なのですが、そういう事はありますか?」
⇒ありません。

「私の主治医は放射線治療をしないことは許さないといった感じです。」
⇒おそらく
 担当医には権限がないのです。(病院の方針から外れた事をすると、カンファレンスで、激しく罵倒されるのでしょう)

「放射線科医の説明でリスク等を聞き、不安」
⇒放射線科医はリスクの話を強調します。

 ☆実際には「膨大な患者さんが温存術後照射をしている」わけです。
  もしも、(質問者が心配するような事態があったなら)全く成り立たない事になります。
  ♯特殊な治療ではないのだから、常識的に考えましょう。

「放射線治療を受けた方が良いと思われますか?」
⇒それは当然です。

 乳房温存術は「あくまでも術後照射が前提」なのです。
   

「放射線治療で再発の可能性が3%まで減るのでしょうか?」
⇒温存乳房照射は乳房内再発率を「1/3にする」のです。

「非浸潤癌で1センチ未満でもメリットの方が上回りますか?」
⇒当然です。
 ガイドラインAです。

「年齢も関係するのでしょうか?」
⇒高齢ではないということです。

「主治医から放射線治療は術後2か月位までにスタートするように言われました。どういった理由ででしょうか?」
⇒5カ月以内で有れば大丈夫だというエビデンスがあります。(それより長くなると、リスクが上がると言う事です)





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