乳がん手術は江戸川病院・東京


[管理番号:3119]
性別:女性
年齢:51歳

お世話になっております。

一昨日、病理結果のご説明をいただき、
今後の治療についてホルモン治療を受けるべきか、否かを検討をしています。

腫瘍の主体は非浸潤がん成分であるが、浸潤がん成分が3か所に存在
最大径は7mm
軽度の静脈侵襲像を認める
ルミナールA
pTlb (7mm) cN0-, pStage 1
ER,PgR +
HER 2- (スコア判定 1+ 過剰発現なし)
Ki67=9.5%
局所療法 ・・・ 手術(温存) + 放射線
全身療法 ・・・ ホルモン療法(ルミナールA)

早期がんで、最大7mmと小さいがんであったことから、
再発の可能性(確率)、ホルモン治療を受けた場合の効果(受けなかった場合のリスク)と、
副作用や5年間の長期服用のわずらわしさを天秤にかけています。

実は、現在、更年期障害で睡眠障害に悩まされ、稀にホットフラッシュもあり、
副作用によりそれらがさらに増幅されるのかと思うと、不安がかなり大きいのです。

たしか、ホルモン療法を受けても受けなくても、再発の可能性は10%。

ホルモン療法を受けた場合は、この10%のうちの約半分の再発を防げる。

ということは数字上は90%は再発しない。
この解釈で誤りがありますでしょうか。

ホルモン治療の方法は、5年間毎日薬を服用
副作用として、ホットフラッシュや、倦怠感、子宮頸がんの発生率の増加など。

実は、主人とも話し合い、ホルモン治療は受けない方向で気持ちが傾いていました。

しかし、病理結果の所見をよく読んだころ、軽度の静脈侵襲像を認めるとの一文があり、
転移の可能性が頭をよぎりました。

軽度の静脈侵襲のリスクというのはどの程度のものでしょうか。

また、センチネルリンパ節生検を受けていないので、現時点でリンパ節やそのやその先への移転なかったのかどうかも気になります。
腫瘍マーカーなどで調べることは可能ででしょうか

極力、ホルモン治療は避けたいと考えていますが、その場合のリスクはどの程度なのか。

改めて、検討したいと思いますので、何卒よろしくお願い申し上げます。

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

「たしか、ホルモン療法を受けても受けなくても、再発の可能性は10%」
⇒「ホルモン療法を受けなくても」の誤記載ですね。
 

「副作用として、ホットフラッシュや、倦怠感、子宮頸がんの発生率の増加など。」
⇒子宮頚癌ではなく子宮「体」癌です。
 

「軽度の静脈侵襲のリスクというのはどの程度のものでしょうか。」
⇒無意味なものです。

 気にする必要はありません。
 

「センチネルリンパ節生検を受けていないので、現時点でリンパ節やそのやその先への移転なかったのかどうかも気になります。」
⇒pT1b(7mm)では、殆ど無いでしょう。

 画像所見(エコーで十分)で問題無ければ、それで十分です。
 

「腫瘍マーカーなどで調べることは可能ででしょうか」
⇒不可能です。

 腫瘍マーカーは、「リンパ節転移とか、その程度」では決して上昇しません。
 遠隔転移再発のような「全身に拡がらない限り」上がる事はありません。
 

「極力、ホルモン治療は避けたいと考えていますが、その場合のリスクはどの程度なのか。」
⇒これは単純に(ホルモン療法を施行した場合に比較して)数パーセント(担当医のコメントからは5%)再発率が上がってしまうということです。





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