乳がん手術は江戸川病院・東京


[管理番号:5908]
性別:女性
年齢:40歳

昨年、乳がんが見つかり、温存手術をしました。

浸潤がん、グレード1
大きさ 16ミリ
リンパ節 転移なし

抗がん剤治療は必要なく、放射線治療とホルモン治療をと言われ、放射線治療は終えました。

本来ならホルモン治療を始めるべきなのだと思いますが、ホルモン治療を始めた場合、年齢的にもう妊娠は厳しいといわれ、治療を開始することを躊躇しています。

現在独身で卵子凍結も勧められましたが、そうしたことは考えたことがなく、できることならいまはホルモン治療をせずに、まだ妊娠の可能性を残しておきたいと考えています。

年齢的に治療をしなくても妊娠はすでに厳しい状況であることはわかっていますが、
いま治療を始め、もう妊娠ができないと決まってしまうことで、治療期間、情緒が不安定になることが想像でき怖くもあります。

主治医の先生には、もし治療を始めることで日常生活に大きな支障が出るようなら、無理にはすすめないといわれました。

ただその場合に再発率がどれくらいちがいが出るのか、パーセンテージなどはわからないということでした。

そうした数値はやはり出せないものなのでしょうか。

もし再発率にそこまで大きな違いがない場合は治療をしないですませたいと考えています。

もしかしたらこちらでなら数値を出していただけるではないかと思い、質問させていただきました。

また、たとえばすぐには治療を開始せず、妊娠のあきらめがついたときに始める(たとえば5年以上たってから)、というのでは治療の意味がないのでしょうか。

主治医の先生からは、もしパートナーがいて妊活するならば、妊娠・出産を終えてからすぐ治療を始めるということも考えられるけれど、それは最短1,2年で行うべきで、3年も4年も先延ばしにするというのはすすめられないとのことでした。

そもそも初めの診断で、とてもおとなしいガンだと言われたこともあり、ホルモン治療をしなくても再発を防げるのではという気持ちが大きくあります。

ただ家族は当然ホルモン治療をするものだと思っているので(悩んでいることも伝えていません)、もし治療をしないと決める場合、少しでも家族を安心させられる説明ができたらともができたらとも考えています。

再度主治医の先生と話す予定ですが、まずは先生のご意見をうかがってから、その後のことを
のことを考えたいと思っています。

よろしくお願いいたします。

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

「妊娠、出産」と「ホルモン療法」を悩む方は(乳癌の若年齢化がすすむ昨今)非常に多く、このQandAでもたびたび質問があります。
この機会に『お知らせ』を出しましたので、『術後の妊娠出産と治療についてお悩みの方は、管理番号5903『術後の治療と妊娠、出産について』をまずはご一読ください。』をご一読ください。

「そうした数値はやはり出せないものなのでしょうか。」
⇒出せません(ありません)

「また、たとえばすぐには治療を開始せず、妊娠のあきらめがついたときに始める(たとえば5年以上たってから)、というのでは治療の意味がないのでしょうか。」
⇒「術後数年経ってからホルモン療法開始」のデータはありません。
 ただ、「妊娠出産が終わったら」(できれば授乳後に)速やかにホルモン療法を始めるべきでしょう。

「主治医の先生からは、もしパートナーがいて妊活するならば、妊娠・出産を終えてからすぐ治療を始めるということも考えられるけれど、それは最短1,2年で行うべきで、3年も4年も先延ばしにするというのはすすめられないとのことでした。」
⇒これも特に根拠の有る数字ではありません。

「まずは先生のご意見をうかがってから、その後のことを考えたいと思っています。」
⇒私の患者さんで(同様のケースでは)

 「まずは1年」と期限をきって妊活⇒(1年後には)「更に1年間妊活するのかホルモン療法を開始するのか決断」というようにしています。
 ★最初から「数年先までを見通す」必要はないのです。





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