乳がんプラザ|乳がんの手術は東京の江戸川病院乳腺外科|ブログ


[管理番号:548]
性別:女性
年齢:53歳

I期の小葉ガン手術を48才で行い、放射線治療の後リュープリンを26回3か月ごとに受けました。(抗がん剤はしていません)

閉経しているかの検査はしていませんが、医師より今後リュープリンを止めて毎日アリミデックス錠1mgの服薬の指示を受けました。母の閉経は56才だったようですが、万一閉経していなくとも、この投薬治療でよいでしょうか?
それとも閉経がわかる検査を受けてから服薬を開始した方がよいか、又服薬の場合何年間など標準があるのかをご相談させていただきます。

 

田澤先生からの回答

 こんにちは。田澤です。
 術後のホルモン療法。
 まずは5年間LH-RHagonist(リュープリン)を終了したのですね。
 タモキシフェン内服は無かったのでしょうか?

回答

「万一閉経していなくとも、この投薬治療でよいでしょうか?」
⇒LH-RHagonistを終了して生理が戻るようならアリミデックス(アロマターゼインヒビター)はいけません。
 
 卵巣機能をむしろ回復(乳癌再発予防としては不利)させてしまう可能性があります。
 

「それとも閉経がわかる検査を受けてから服薬を開始した方がよいか、」
⇒血中エストラディオールを測定するべきです。

 もしも、「低値」でなければ、ノルバデックスとするべきです。
 

「服薬の場合何年間など標準があるのかをご相談させていただきます。」
⇒通常、タモキシフェンからアロマターゼインヒビターへチェンジする際には「合計5年」となります。
 
 ただ、質問者の場合には「標準治療とはやや異なり」タモキシフェンでなく、LH-RHagonistを5年間投与してます(何か理由があるのでしょう)
 この場合には、全くデータがありません。
 
 しいて言えば5年間となるでしょう。
 

◎閉経前のホルモン療法は「タモキシフェン」です。
 48歳でLH-RH単剤というのは「標準治療」からは外れます。

 通常は「タモキシフェンで開始」し、閉経が明らかとなったら、(半年くらいは過ぎてから)アロマターゼインヒビター(アリミデックス)へ変更します(トータル5年)
 質問者の場合には(どういう事情なのか不明ですが)最初から(タモキシフェン抜きで)LH-RHagonist単剤で開始されています。
 

★その意味では「標準療法」はありませんが、「血中エストラディオール」が低値(つまり閉経)であれば、「アリミデックス」5年はいいと思います。





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