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非造影MRIの乳癌検診

[管理番号:1678]
性別:女性
年齢:32歳
田澤先生はじめまして。
今年4月末まで授乳をしていました。その後、乳首痛となんとなく左胸にずーんとするような痛みをしばしば感じるようになったので(授乳中には感じなかった)数年ぶりに乳がん検診を受けようと決心し、非推奨と知らずにMRIの画像撮影専門のクリニックで非造影でMRI検診を受けました。
結果、
「拡張強調高信号の領域が認められ念のため精密検査をおすすめします。」
・診断 左乳腺腫瘍の疑い
とのことで結局乳腺外科を受診することになりました。
・しこりは感じない
・左胸が重苦しい感じがする
・ぎゅっと押さえると左乳首だけとても痛い
・非造影MRIで精密検査のすすめ
・数年前のマンモグラフィとエコーで乳腺炎
(水がたまっている、そのうち無くなるから心配なし)と診断
以上があった場合、乳がんの可能性はどれくらいになるのでしょうか。
生理期間と重なったり、子供を預ける先がなかったりですぐに乳腺外科を受診できそうにないので不安です。
どんなに小さながんも見つけられると言っても、MRIだけで判断できないなら、先にマンモグラフィーとエコーでの検査をすれば良かったなぁと思いました…。
(最終的に愚痴になってしまって申し訳ありません)
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
質問者も気づいているように「非造影のMRI」は何の足しにもなりません。
おっしゃるように結局「エコー検査が決め手」となるのです。
自分のところで「エコーする」のならまだしも「MRIで乳腺腫瘍疑い」とだけ診断して、「乳腺外科へ紹介」など、「全く無駄な体験」と言えます(質問者も気づいている様に)

回答

「以上があった場合、乳がんの可能性はどれくらいになるのでしょうか」
⇒全く「判断材料」がありません。
 とにかく「超音波検査すること」です。
 それ以外の「解決」はありません。