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非浸潤癌の治療について

[管理番号:3897]
性別:女性
年齢:51歳
いつもこちらのページで勉強させて頂いてます。
10月初めに右乳房全摘、左乳房の摘出生検をしました。
結果は右は非浸潤癌で今後は無治療。
左も非浸潤癌だったのですが、病変は5mmと小さくおとなしいタイプなのでこちらも無治療で良いとの診断でした。
左乳房は温存なのに無治療でよいのか、放射線が必要なのでは?と疑問に思い こちらのQ&Aを「非浸潤癌 放射線」で検索したところ、非浸潤癌でも部分切除であれば「全例照射」と回答されています。
ただその中でも「病変全体の評価」により「非浸潤癌でもlow grade病変」が「極めて小範囲」に存在する際には「例外的に」放射線照射を省略する事はあります。
との回答もありました。
私の場合はこの「例外的」に該当するのでしょうか?
以下 病理結果です。
病理組織診断 : 非浸潤性乳管癌 Low grade
腫瘍径(乳管内) : 5mm×5mm
腫瘍範囲 : g
ly(?) v(?) pTis NO Stage0
切除断端 (?)
HER2 1+
ER:TS 8/8
PgR:TS 8/8
Mib-1 index 6.5%
CK5/6 陰性
自らの希望で摘出生検して頂き早期発見出来たので、ここで治療を間違えたくありません。
どうぞよろしくお願いいたします。
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
「病変は5mmと小さくおとなしいタイプなのでこちらも無治療で良いとの診断」
⇒どの位余裕をもって(マージンをつけて)切除したのかにもよりますが…
 基本的には、賛成します。
「私の場合はこの「例外的」に該当するのでしょうか?」
⇒かなり大きく(乳癌の温存術の際のように)摘出していますか?
 もしも「本当に、生検目的」みたいに、「最小限に切除」している場合には当て嵌まりません(担当医に聞いてみましょう)