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非浸潤の病理データ

[管理番号:2583]
性別:女性
年齢:54歳
いつもサイトを拝見しています。
過去のQ&Aと重なっていたら申し訳ありませんが質問させてください。
マンモトーム生検で、非浸潤でかなりおとなしい顔つきとわかりました。
一箇所と思われたがMRIでパラパラとあるとわかりました。
術後の病理結果のデータを皆さんは詳しく知っておられますね。
私も結果が出た日に担当医に聞いてみました。
すると、非浸潤なんで細かいデータは出てないと言われました。
画像の説明は受けました。
データ画面もありましたが説明はありませんでした。
MRIでひろがりがあると思われたが1個だけだった事、非浸潤であった事、センチネル生検は1個とって0、対側の予防でホルモン剤適用。
手術日は手術開始時間がかなり押していたという事もあり、本当にデータが出てるのか不安になり、結果に安心してはいけないような気がしてきました。
非浸潤ではデータは少ないものですか?
まとまりない文章になりましたが、よろしくお願いします。
 

田澤先生からの回答

こんにちは。
「術後の病理結果のデータを皆さんは詳しく知っておられますね。」「非浸潤なんで細かいデータは出てないと言われました。」
⇒「正しい面」と「正しくない面」があります。
「正しい面」
 非浸潤癌の場合には、全身療法は不要なので、「細かい内容を把握してもらう」意義に乏しいことは確かです。
 リスクを評価する必要がないのです。
「正しくない面」
 非浸潤癌でも「グレード」が存在します。(low, intermediate, high)
 
「非浸潤ではデータは少ないものですか?」
⇒少ないです。
 「その必要が無いから」とも言えます。