乳がんとは|乳癌の症状、しこりや石灰化について解説|石灰化にマンモトーム|乳癌の治療|東京の江戸川病院 乳腺外科・乳腺外来

[管理番号:47]
性別:女性
年齢:40歳

先日、乳ガン検査をし、採血・触診・マンモ・エコーをしました。

やはり、シコリ三センチが見つかり、触っても痛くて、左胸の乳輪の少し上に確認しました。
先生が、乳ガンとハッキリと言いました。
あとは、MR・CTです。

と 転移してるかの確認と 針を刺して癌の細胞検査です。
まだ、痛みもあり乳ガンのステージや進行が不安です。

昨夜は 泣き腫らして、今週の検査結果を覚悟して聞こうと思うんですが、やっぱり、この、痛みが不安なのと、シコリが硬直するような痛みなんです。

痛みの具合とか、進行してるのでしょうか?

A.回答

こんにちは。田澤です。
「乳癌と診断」され、心配なお気持ち、お察しします。

回答

「痛み」と「進行度」には何ら関係はありません。

乳癌は一般的には痛みはありません。

痛みを訴える方がごく稀にいらっしゃいますが、痛みを伴わない事の方が圧倒的に多いです。
それでは、「痛みがあった場合には、痛みが無い場合よりも進行しているのか?」という疑問がでると思いますが、これは全く関係ありません。

私の診療した患者さんの中でも、「しこりの痛み」を訴えていた方は、「比較的若い年代層 30~40代」が多く、ステージもⅠ期の方が殆どです。
※私は、「比較的若い方(閉経前)で、乳腺全体が乳腺症様の変化がある中に癌ができると痛むのではないか?」という解釈をしています。

参考にしてください

CT 腋窩リンパ節や肺や肝臓などの全身検査目的
MRI 乳房内の腫瘍の拡がり診断目的

上記のように、CTとMRIは目的がはっきり異なっていることに注意してください。
進行度(ステージ)は「腫瘍の大きさ」と「リンパ節転移(画像上の腫大)」の組み合わせで決まります。
※また、画像診断でのステージ判断と手術後の「病理診断」を用いたステージ判断は異なる場合があります。
◎気になるとは思いますが、CT結果が出ないと進行度(ステージ)の判断はできません。
検査を待っている間に進行するなどという事は全くありませんので、その点は安心してください。

質問者様より 【質問2】
『乳ガンステージ2から 転移があるときはステージ3なの?』

先日 、田澤先生 ご意見ありがとうございました。
乳癌ステージ2でした。 結果(。>д<)
それで、今度は 転移してるか 検査してます。
結果待ちながら 不安です。
転移してたとしたら、手術が先なんでしょうか?坑癌剤が先なんでしょうか?
未だに、シコリがジンジン痛みもあり 痛み止と 安定剤と 飲んで寝てます。
細胞検査 CT MRIと、検査も終わり 結果しだいですが 。
こんなに、辛いなんて思いも知れず 担当の先生にも約束しながら 闘う気持ちと 負けないように 日々してます。
姉二人にも 、励まされ 日々 生活してます。
しこり、やはり 3㎝の大きさでした。
細胞検査で 固いシコリに 先生も 苦難で痛みも 半端なく私も。麻酔してましたが。
乳ガンの転移があると更に、ステージ上がりますが 、転移があったら 痛みとか 身体に反応があるんですか?痛みや? 症状。
どう、乳ガンに向かい合い 先を 見つめてくか悩んでるのも事実です。
いろんな方がいらっしゃいます。
頑張ってる方の ブログを拝見したり 抗がん剤の苦しみや。
私も 強く持ちたいです。
担当の先生も 「一緒に戦いましょう」と 話して頂いて やっと 命を預けてみようと思いました。
ただ、結果待ってる時間が長いです。
先生 何か、アドバイス ありましたら教えてください。
私も、生きるために治したいです。
頼っては いけないんですが、 プラスに向き合って 下をむきたくないです。
 

田澤先生より 【回答2】

こんにちは。田澤です。
かなりの不安の中で、大変混乱されている様子が伝わってきました。
「正しい情報」に触れる事が一番安心に繋がることと思います。

メール上ではありますが、実際に私があなたの主治医だとした場合に、お話しすることを正確に記載します。
実際の診療であれば、おそらく1h程度はかかる内容なので、かなり長くなりますが辛抱強く読んでください。
「不安」とは「知らないことから来る」ものであり、
●正しく理解することが、不安解消の最善の方法だと信じています。

回答

題名は「ステージ2から、転移があるときはステージ3なのか?」となっていますが、メール内容を拝見しますと、「質問」というか疑問が数多くあるようです。
なので、それら全ての質問に回答していきます。
ステージについて
⇒腫瘍の大きさが3cm(超音波での計測でしょう)であり、(超音波もしくはCTにて)リンパ節転移(腫大)所見を認めない場合にはステージ2Aとなり、リンパ節転移(腫大)所見を認める場合にはステージ2Bとなります。

※このように「腫瘍径」と「リンパ節転移(腫大)の有無、程度」の組み合わせでステージは1~3Bまで決まります。 そして4期とは、それらに関係なく遠隔転移所見(骨、肺、肝、脳など)があるものをいいます。

※質問メールの中に「転移」という表現が出てきますが、このように「リンパ節転移」と「遠隔転移」に分けなくてはいけません。

●つまり最初のご質問の回答は「リンパ節転移所見があるときにはステージ2Bとなる」し、「遠隔転移所見があるときにはステージ4となる」となります。

治療方針について
御本人のメール内容に「転移していたとしたら、手術が先か抗がん剤が先か?」という主旨の記載があります。
これを説明します。
⇒まずは乳癌の治療の基本をお話しします。

「乳癌の治療の基本」
乳癌の治療の基本は 「局所療法」+「全身療法」です。「局所療法とは手術と放射線の事」、「全身療法とは内分泌療法(ホルモン療法)と化学療法(抗癌剤)の事」です。
ごく僅かな例外を除いて乳癌治療は局所療法と全身療法の両方を必ず行います。

※例外とは、非浸潤癌(ステージ0)の際には、局所療法(手術+放射線)のみを行う事も多いですし、逆に手術不能乳癌(つまり、広範な皮膚浸潤や胸壁浸潤などで手術が不可能)や転移性乳癌(ここでいう転移とはリンパ節転移では無く、遠隔転移のことです)で手術自体の意味が乏しい際には、全身療法(内分泌療法や化学療法)のみを行います。
つまり、きちんと「切除可能」な浸潤癌であれば、局所療法+全身療法を必ず行います。

その順番(つまり、局所療法が先なのか、全身療法が先なのか)に本質的な違いは無く、どちらが先でもいいのですが、以下の「1」「2」の場合には全身療法である化学療法を先行します。

  1. 腫瘍が大きく、そのままで乳房温存術を行うと術後の変形が予想される場合に、術前化学療法を行い腫瘍縮小をしてから手術する場合(つまり温存目的の術前化学療法)
  2. リンパ節転移の程度が激しく、そのままではリンパ節の取り残しや、術後副損傷が予測される場合に、術前化学療法を行いリンパ節転移を減らしてから手術する場合(リンパ節転移軽減目的の術前化学療法)

 

ではここからが大事なのですが、どのような場合に、全身療法として化学療法が適応となるのか説明します。
一番大事なことは腫瘍の性質です。ER(エストロゲンレセプター)やPR(プロゲステロンレセプター)などのホルモン感受性とHER2(ハーツー:腫瘍を増殖させる蛋白のひとつ)が、現時点で最も重要な腫瘍の性質です。

  1. ER陽性、PR陽性であれば、内分泌療法が良く効くタイプであり、内分泌療法が全身療法の柱となります。
  2. 逆にER陰性、PR陰性であれば、(内分泌療法が効かないので)化学療法の絶対的適応となります。
  3. HER2陽性の際には、ハーセプチンを含めた化学療法の絶対的適応となります。

但し、「1」の際でもKi67という増殖因子(核分裂指数)が高値の際には内分泌療法に加えて化学療法も推奨されます。
つまり化学療法をするのか内分泌療法をするのか、そのどちらもするのか、それらを決めるのは「転移があるかないか?」では無くて、「腫瘍の性質」であることを御理解ください。

先ほど挙げた腫瘍の性質(ER, PR, HER2)は診断時の針生検で判明しますし、Ki67は針生検で評価するよりは「手術標本」で評価することが多いです。
今、待っている検査結果の一つとして、いずれ説明されるでしょう。

痛みについて
⇒まず腫瘍自体の痛みは「進行度」と関係無いと前回回答した通りです。

「転移があったら、痛みとか身体に反応があるか?」
⇒この転移について先ほど記載したように「リンパ節転移」と「遠隔転移(骨、肺、肝)」に分けて説明します。

リンパ節転移があった場合 全く痛みはありません。
リンパ節転移も再発などで神経浸潤を伴う際には疼痛の原因となりますが初発の段階で、そのような事は無いと断言します。
同様に全身に症状ありません。
遠隔転移があった場合 部位によって異なります。
骨転移であれば転移部位の疼痛の原因となります。
肺転移は単発では症状ありませんが多発して大きくなると咳や息切れの原因となります。
肝転移は初期では無症状ですが、相当進行すれば、黄疸を含む肝機能障害の原因となります。

「遠隔転移があった場合」と書きましたが、まずそれを考える必要はありません。

ここは私の経験でお話します。
私は執刀医として2000件以上の経験がありますが、3cmの腫瘍で遠隔転移を認めた事はありません。

●皮膚浸潤を伴う(つまり腫瘍が皮膚から顔を出している)もしくは、腋窩リンパ節が周囲に浸潤(この時点で2期ではありません)したものの中には、遠隔転移が最初からあることはありますが、5cmを超えるような大きな腫瘍でも、それらの所見(皮膚浸潤や腋窩リンパ節浸潤所見)が無い場合にはめったに遠隔転移は無いのです。

私の意見

御理解いただけたでしょうか?
局所療法として手術(温存療法なら、術後に放射線照射も行います)をまずはして、その後全身療法(先ほどお話したER, PR, HER2, Ki67の結果により内分泌療法か化学療法)を行えば、全く心配はありません。

腫瘍に痛みがあるのであれば、手術先行がいいと私は思います。

やるべき事をやれば、決して悲観するような状況ではありません。

最後に、もし今回の内容で不明な点があったら是非追加でメールください。

第2の主治医のつもりで私も協力いたします。

質問者様から 【質問3】

田澤先生、前回 ご相談になり お世話なりました。

先日、細胞検査摘出手術を、行いました。

検査結果もやっとわかりました。
乳ガンではなかったんです。
驚きました。

乳腺炎症でした。
術後、傷口 痛み伴いましたが、まだ、脇の下 左胸は痛いですが、癌だと宣告されていた私、身内も泣いてましたが良性とわかり安心しました。

定期検査は、要ですが、、

乳ガンも乳腺炎症も似てるのですか?

細胞摘出術後、手の痛みや脇の下の痛みなどのリハビリはあるのでしょうか?

これから、仕事しながら復活したいのですが、左手が思うように動かないです。

手をあげると、電気が走るような刺す痛みもあります。

 

田澤先生から 【回答3】

こんにちは。田澤です。
担当医から最初に、「乳癌」と診断され、その後、検査をされていた方だと思います。

「乳癌では無かった」という事。
おめでとうございます。

一応状況確認の上、回答します。

状況確認

「細胞検査摘出手術」とは、「①細胞診」でしょうか?それとも「②腫瘍摘出術(局所麻酔下に手術で腫瘍を摘出する)」でしょうか?
用語に混乱があるようです。

◎「術後、傷口 痛み伴いました」という表現からは②腫瘍摘出術 だろうとは思っていますが…

  1. 細胞診
    (通常局所麻酔無しで行われる)細い針の検査、診断能力はやや劣る
  2. 外科的生検
    必ず麻酔(局所麻酔/時に全身麻酔)下で行われ、手術室で腫瘍(の一部又は、全部)を摘出する「組織検査」診断能力は最高レベル(確定診断となる)
  3. 針生検
    「バネ式のもの:コアニードルバイオプシーという」と「吸引式のもの:マンモトーム生検という」のものがある。
    組織診なので(②外科的生検とほぼ同等の)確定診断となる。
    ※「針生検」や「マンモトーム生検」はトップページの「乳癌の検査」の「マンモトーム生検」を参照してください。

もう一つ、用語の確認です。
「乳腺炎症」とは「乳腺炎」でしょうか?もしかして「乳腺症」でしょうか?
この2つについては、最後に再度説明します。

回答

「乳ガンも 乳腺炎症も 似てるのですか?」
⇒(全てではありませんが、)似ている事はしばしばあります。
「乳腺炎」にしろ「乳腺症」にしろ、「境界が不明瞭」となり「硬いしこり」となることも多いので「画像所見」が似ていることがあるのです。
※20年以上前、(乳腺専門医も無く、針生検も無い時代には)乳腺症を乳癌と診断して手術されているケースはしばしば見受けられます。
現在では、そのような事はありえませんが…
「細胞摘出術後、手の痛みや 脇の下の痛みなどの リハビリは あるのでしょうか?」
⇒リハビリは通常不要です。
もし「乳腺炎」であれば、その炎症が軽快すれば疼痛は改善するでしょう。
少なくとも、「外科的生検」を行ってリハビリを要するような術後合併症が起こるとは全く考えられません。

乳腺炎と乳腺症

誤句が似ているので、一般の方には混同され易いのですが、全くの別物です。
◎自分が、以下のどれに当てはまるのか一度主治医に確認しておいた方がいいでしょう。

乳腺炎 これは乳腺に炎症(細菌などの影響/無菌性もありますが)が起こり「発赤や熱、疼痛」を伴う。
以下の3種類がありますが殆どが、最初の2つで「乳管閉塞が原因」です。
最後に挙げる「肉芽腫性乳腺炎」は比較的珍しい。

  • 鬱体性乳腺炎:授乳中の乳管閉塞により起こる。
  • 乳輪下乳腺炎(膿瘍):(授乳とは関係なく)陥没乳頭などで乳管が閉塞することにより起こる。
  • 肉芽腫性乳腺炎:免疫異常が関連していると思われる。ステロイドを用いてゆっくり(半年以上かけて)治療をする。再燃することも多い。
乳腺症 これは正常乳腺の女性ホルモンによる変化による状態(病気ではない)
乳腺の線維化、疼痛などが症状であり、30代後半から50代前半の年齢層に多い。
糖尿病性乳腺症 一般的な乳腺症とは全くの別物、年齢に関係無く起こる。
コントロール不良の糖尿病患者さんに「ゴロッとした、しこり」として生じる。

質問者様から 【質問4】 『線維腺腫なりました。』

田澤先生 先日 御説明ありがとうございます。

私も、乳ガン?、乳腺炎症?

やっと病の判明し 痛みも 解明できました。

乳ガン検査 し 細胞検査 (①針生検) 、(②摘出生検) を経て

線維腺腫でした。
実際は、かなり大きくて 3~ 5㎝の大きさでした。

局所麻酔をしました。

経過は、定期検査ですが。

今月 6日に摘出手術し 今でも 胸の左側が 術後痛いのですが、
先日も 薬頂きながら飲んでます。

摘出したのも 大きいから その部分だけは 痛みも 増すんですか?
担当の先生も 今月で 移動で ○○県に行き 居なくなります。

今後は、次の外科の先生に引き継ぎなります。

漢方とかで 胸の痛みを 和らげる事できますか?
胸の術後の負担かけない 手を動かしたり 自力での運動とか ありましたら 教えて頂きたいです。

傷口は5㎝で乳輪の少し上で摘出しました。

けど、左脇の痛みもあり中々、体調が復帰が出来ません。。。

すみません。何度も、 、

ただ、自分も 痛み堪えて 仕事出来るように 万全にしたいのです。

胸の病を患い 思いました。

死を考えたり 人の優しさ 生きる希望を持ったり 今 自分の身体に向き合え 健康な身体を持ちたく思いました。

長文なり、田澤先生 すみません。いつも、分かりやすく説明してくださり有り難く思い+にして治してます。

 

田澤先生から 【回答4】

こんにちは。田澤です。
先日「乳癌じゃなくて乳腺症でした」と3度目のメールをいただいた方ですね。
診断が二転三転して「線維腺腫」と落ち着いたとの事ですね。
その間の精神的な苦労、察するに余りあります。
何はともあれ、「線維腺腫」と確定し、摘出したのだから「定期診察」は不要と思います。
「葉状腫瘍」でもない、ただの線維腺腫に「局所再発」は無いのです。無論今後も癌にはなりません。安心してください。
先月6日に「局所麻酔下の摘出」を行って、丁度3週間ですね。
そろそろ痛みも治まるはずですよ。安心してください。

回答

「摘出したのも 大きいから その部分だけは 痛みも 増すんですか?」
⇒術後創部痛は、やはりその侵襲(表面の傷に限らず、摘出した際の組織損傷)によって大きくなります。
「漢方とかで 胸の痛みを 和らげる事できますか?」
⇒私は漢方薬に詳しくはありませんが、「通常の鎮痛剤」以上にいいものは思い当たりません。
「胸の術後の負担かけない 手を動かしたり 自力での運動とか ありましたら 教えて頂きたいです。」
⇒(乳腺だけの切除では通常やりませんが)腋の下(腋窩リンパ節)を郭清した際には、腕のリハビリをすることもあります。
その場合には、腕を「前からゆっくりと持ち上げて、耳の脇につける」運動です。
◎通常、「局所麻酔下の外科的生検」では疼痛はあまりないので、(傷が多少大きいからと言っても)直に改善しますので心配しないでください。

質問者様から
【質問5】 『線維腺種摘出後 違う脇の方に再発』

5度めの質問なりますが、すみません。

お世話になります。田澤先生。

乳ガンから 線維腺種の結果がわかりました私ですが、、

今日、術後診察を受けました。
エコー検査で 左胸の検査をしました。

先生、 以前、摘出した所から離れた左胸の脇に 小さいシコリが再発しました。

脇の方で 。。 。痛みが 術後 変わらなくて 何故かなって 思ってたんです。

術後 痛みをかばい 四十肩を合併してしまい リハビリしてます。

けど、左脇の下だけ辛くて、 、。

そしたら、又。。

線維腺種は、 摘出しても 他の違う場所にも 再発するんですか?

もう、痛みで悩み 、又摘出するのが 怖くなりました。

 

田澤先生から 【回答5】

こんにちは。田澤です。
「癌だと診断されたが、実は線維腺腫だった」
しかし、「摘出された傷口が痛む」との事で質問をいただいていましたね。
今回、術後初回の診察で「新たなしこり(線維腺腫?)」があったとの事ですね。
「痛みも癒えていない」のに、心境をお察しします。
それでは回答します。

回答

「線維腺種は、 摘出しても 他の違う場所にも 再発するんですか?」
⇒線維腺腫は「決して別の場所に再発」はしません。
再発する場合は「必ずもとの場所」に出ます。

今回は「前回手術から、あまり間がない」ので、「新しくできた」というよりは「前からあった腫瘍が今回発見された」と考える方が普通だと思います。(証明は難しいですが)
「又摘出するのが 怖くなりました」
⇒「今度は、画像上、癌を疑わないのであれば」無理して摘出することはありません。

但し、最低限「針生検」だけはしてもらいましょう。

質問者様から 【質問6】

ご無沙汰してます。

田澤先生。

色々 相談しています。

今回 繊維腺腫の術後 痛みが中々 取れなくて 軽くなってるのですが、術後の収縮が痛くて あと、左側の脇のしこりが小さいのがあるんですが 両方とも 同じく痛みが慢性化してます。

定期検査では、様子見でしか言われてなく 。

やはり痛み止めしか 効能ないんですか?

先生も 変わり 対応が 簡単になり 線維腺腫も取ったし 大丈夫でしょうと 言われ不安です。

左胸の術後の周りの筋肉も まだ痛くて。

手を動かしてほぐしながらいます。

こんなに 線維腺腫も 人には様々な病の痛みの度合いはありますが、すみません、教えてください。

 

田澤先生から 【回答6】

こんにちは。田澤です。
以前、「大きな線維腺腫」を摘出して「術後疼痛」が続いたようですが、「軽くはなっている」のですね。

回答

「両方とも 同じく痛みが慢性化」
⇒術後の疼痛と「背景にある」乳腺症による痛みが重なっているのでしょう。

「癌を疑う所見では無い」ので、その点は心配ありませんが…
「やはり痛み止めしか 効能ないんですか?」
⇒乳腺症の痛みにしろ、術後創痛にしろ実際には「痛み止め」で対症療法をするしかありません。
あとは冷やしたりです。
「こんなに 繊維腺腫も 人には様々な病の痛みの度合いはあります」
⇒今回はかなり「大きな線維腺腫」だったので、「創部も大きい」ためでしょう。

手術手技については、(見ていないので)私からは何とも言えません。





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