乳がん手術は江戸川病院・東京

[管理番号:6253]
性別:女性
年齢:55歳

初めまして、始めて質問させていただきます。

55歳女性、昨年11月マンモトーム検査を受け乳がんの診断を受けました。

当初は左の非浸潤ガンとのことで手術を決めました。

今年1月に乳房温存でも可能といわれましたが、リスクを無くしたく乳頭温存の全摘手術と同時再建(エキスパンダー挿入)を受けました。

術後 病理診断が出るのが遅く結果3月末に確定診断が出ました。

結果は、
非浸潤ガン35mm ・ 浸潤ガン2mm
グレード・・・ 2
エストロゲン・・・陰性
プロゲステロン・・・陰性
HER2 ・・・ 陽性

リンパへの転移はない とのことでした。

Ki67の値については聞いていません。

担当医から 今後について浸潤3mmなのでこのまま1年後の検診までは何もなし、
もしくは転移の可能性に対して抗ガン剤(6か月)」とともに分子標的治療(1年)のどちらかの選択のみ。

先生がおっしゃるには、3mmと小さいこととで転移の可能性は低いであろう。

30歳代ならば治療をすすめるが70歳代はすすめない。

私がその中途半端な年齢であるので微妙とのこと。

① 50歳代ですが抗がん剤治療をけるべきか、3mmと小さいので必要ないか。

② ただ、グレードが2であり HER2・・・陽性 は再発の可能性が高く、悪性度が高いことが大変気になります。

③ 再発をした場合は進行がんとのことになるのでしょうか。

④ Ki67の値を聞いていないのでそれを聞いたうえで判断すべきなのか。

⑤ 何もしないにしても検診が1年後とはそこまでもあけて大丈夫なものか。

⑥ これは今さら言ってもしょうがないのですが、非浸潤ガンと言われていたのに悪性度高いHER2・・・陽性の浸潤ガンの結果に衝撃を受けました。

このようなことはあるのでしょうか。

抗がん剤治療の副作用・ダメージと再発・転移の恐怖と、自分自身日々揺れています。

しない後悔よりした後悔のほうがいいかとも考えます。

ご助言どうかよろしくお願いします。

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

「① 50歳代ですが抗がん剤治療をけるべきか、3mmと小さいので必要ないか。」
⇒必要ありません。
 5mm以下では抗癌剤(抗HER2療法も含む)の適応はありません。

「ただ、グレードが2であり HER2・・・陽性 は再発の可能性が高く、悪性度が高いことが大変気になります。」
⇒重要な事は…

 超早期癌だということです。
 私から見れば(質問者は)「全く無駄な心配をしている」と感じます。

「③  再発をした場合は進行がんとのことになるのでしょうか」
⇒どうも「用語」に問題があるようです。

 質問者のような「早期癌」は「進行癌」とはいいません。
 再発した場合には「再発癌」とはいいますが、「進行癌」とは言いません。(進行癌とは、手術した時点での用語です)

「④ Ki67の値を聞いていないのでそれを聞いたうえで判断すべきなのか。」
⇒全く不要

「⑤ 何もしないにしても検診が1年後とはそこまでもあけて大丈夫なものか」
⇒私なら、(一秒の迷いも無く)そうします。

「⑥ これは今さら言ってもしょうがないのですが、非浸潤ガンと言われていたのに悪性度高いHER2・・・陽性の浸潤ガンの結果に衝撃を受けました。このようなことはあるのでしょうか。」
⇒質問者は誤った理解をされているようです。

 腫瘍の性格(サブタイプ)とステージは無関係です。

 どんな性格(サブタイプ)の癌でも、最初は「非浸潤癌」であり、時間が経つと0期⇒1期⇒2期⇒3期⇒4期となっていくのです。(サブタイプによって、そのスピードが異なるとは思いますが…)

「ご助言どうかよろしくお願いします。」
⇒普通は無治療です。

 くれぐれも(担当医が提案するかもしれない)「ハーセプチン単独」はしないようにしてください。(ハーセプチンはあくまでも抗癌剤と併用しないと適応外なのです)





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