乳がんプラザ|乳がんの手術は江戸川病院・東京


[管理番号:5225]
性別:女性
年齢:41歳

5月末に受けた健康診断にて受けたマンモグラフィ・超音波検査において
要精密検査カテゴリー3 石灰化 乳がんを否定できない というのもでした。

精密検査を地元の乳腺専門クリニックに伺い、針生検での組織診となりました。

悪性乳がんの確立は8%程度と伺っていました。

その結果が昨日出ました。
以下が結果でした。

【病理的組織診断】
Indeterminate.Flat epithelial atypia(FEA).CNB

【所見】
検体3本

判定区分:検体適正、鑑別困難
推定組織方:DCIS,FEA,blunt duct adenosis
所見:小葉の腺管に異形細胞がみられます。
異形細胞は単層で、平坦型の癌か、閉塞性腺症かの判定が困難です。

FEA,columnar cell change 内の腺管に、いくつかの分泌型石灰化を認めます。

クリニックからは今後について、
まずMRI→拡がり等を確認→外科生検を薦められました。

下記にも記しますが不妊治療中の為、検査・結果を早く、という私の希望で
MRIから大学病院へ紹介する、と話がまとまりました。

質問として

①こちらのQ&Aで ST-MMT のデータとして ①鑑別困難 のページを拝見しましたが
?外科的生検症例21症例中11症例(52%)で癌の診断となった。

とありました。

現在の私の状況はこれにあてはまりますか?当てはまらない場合、どのくらいの確立か。

先生なら今後の動きをどのように考えられますか。

また、MRIで拡がっていないようなら外科生検の際に取りきる(即手術)という手もあり得ますか?

②現在、不妊治療中です。

今週期 採卵後凍結、凍結済卵子を融解し移植を検討しています。

が、上記の結果が出るまで移植は延期にすべきでしょうか。

可能性として初期の癌だった場合、移植後の妊娠しているかもしれない状態で治療(外科手術)は可能でしょうか?

③不妊治療が石灰化を悪化させたり、がんになる可能性を高くしますか?
または急激に石灰化が増える影響がありますか?
昨年より体外受精を試み、投薬が増えました(採卵時 クロミッド、HCG
HCG注射、プラノバール 移植時 ルティナス)
また、今年3月に初移植→9週稽留流産 となっています。

長文で申し訳ございませんが、よろしくお願いいたします。

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

「現在の私の状況はこれにあてはまりますか?」
⇒当て嵌まります。

「先生なら今後の動きをどのように考えられますか。」
⇒私であれば

 (病理結果で、癌であってもいいように)「(最初から)大きめに切除」します。

「また、MRIで拡がっていないようなら外科生検の際に取りきる(即手術)というという手もあり得ますか?」
⇒上記通りです。

「上記の結果が出るまで移植は延期にすべきでしょうか。」
⇒延期すべきです。

「移植後の妊娠しているかもしれない状態で治療(外科手術)は可能でしょうか?」
⇒絶対に行ってはいけません。

「③不妊治療が石灰化を悪化させたり、がんになる可能性を高くしますか?」
「または急激に石灰化が増える影響がありますか?」

⇒ありまえせん。

 
 

 

質問者様から 【質問2】

ご意見をお願いします
性別:女性
年齢:41歳

5225
ご意見をお願いします
先日はご回答いただきありがとうございました。

現時点で不安に思うことへの意見をお伺いしたく、またよろしくお願いいたします。

不妊治療 移植は延期しました。

今まで治療に必死になっていたとはいえ非常識な質問で申し訳ありませんでした。

大学病院にて初診を受けました。

医師は経緯からするとまずマントモームを薦めたいとのことでしたが、
前病院からMRI→拡がり等を確認→外科生検と言われたこと、
一度でも疑われたものなら、取れるなら取ってしまいたい。
確定診断が
ほしい、という私の意向を聞いて下さり、
再度超音波をし、造影剤を使用したMRIを撮り、健康診断時のマンモグラフィ画像、針生検時のプレパラートを総合して今後どうするか決定しましょう、となりました。

先日すべて出揃って診察を受け、非常に不安になりました。

MRIの画像で針生検を受けた該当箇所付近から乳頭にむかって斜めに線状に伸びている部分がはっきりわかりました。

足側からみた輪切り画像で、コマ送り?すると斜めの白い線は何度も浮かびかび上がっていました。

乳頭へ到達はしていませんが、伸びていっているね、と医師も指摘し、
この白くなっているのは怪しいものであり、切除する部分になる、とのこと。

MRI画像を見た医師が初診の時より深刻にとらえている様子で
「心配をしているのは非浸潤癌、またはⅠ期の場合も有りうる」と言われました。

(もちろん色んな可能性がある、FEAかもしれないし、シロかもしれない)
また、マンモ画像をみて石灰化部分を指し、非常に小さい範囲である為、狙い撃ちが困難、
マントモームではなく外科生検が好ましい、と言われました。

切除する範囲がやや大きくなるかも、とも言われました(しょうがないことと納得しています)
プレパラートの結果は同じく確定出来ず。

質問は
針生検時の病理組織診断報告書に、手書きメモされているものがあり
「右12半 NTD47㎜ U SE〇(読み取り不可)
(Iuw)Ca ER(HER2)もお願います」とありました。

これは病理診断の医師への指示と思いますが。。

怪しいと思われる箇所の長さが47㎜ということでしょうか?

MRIで白く染まるのは悪性ということですか?
上記の大きさ(長さ)であれば癌の可能性はとても高いですか?
乳腺部分に留まっているがん=非浸潤というのは間違っていますか?
それが長いと浸潤癌の可能性は高いですか?

放射線・抗がん剤が必要な可能性が高いですか?(非浸潤癌でも?)

医師はふたりとも腫瘤(しこり)はないからと言われていましたが、47㎜もあった場合、しこりがどこかに存在しないのか?

また、今までの健康診断経緯は以下です。

超音波
2015年  乳腺線維腺腫疑 右乳房内側上部・右乳房乳頭部 数:2
 最大8㎜
        乳腺嚢胞 右乳房外側上部 左乳房 数個 最大7㎜
2017年 超音波 乳腺線維腺腫疑 右乳房内側上部・左乳房外側上部
 各1 最大7㎜
        乳腺嚢胞 右乳房・左乳房 各1最大5㎜

2016年 マンモグラフィ 異常なし
2017年 マンモグラフィ 乳腺石灰化 右乳房上部・右乳房内側 数/大きさ明記無し 要精密検査
※以前まで1年おきで交互でしたが年齢もあるので今年は両方受けました。

   
    
結局のところ今月末の生検後、すべてはっきりするはずなのですが悪いことをたくさん考えてしまう時があり、落ち込みます。

今後ずっとつらい闘病か..投薬し不妊治療移植は2年無理となったら年齢的にもうあきらめることになる等。

ただ少しでも気持ちを整理して、正しい状況を把握し生検に臨めるよう、先生のご意見をお伺いしたいです。

 

田澤先生から 【回答2】

こんにちは。田澤です。

メール全体を読んでの感想は(質問者が)「余計な心配(過剰反応)」をしているということです。
MRIを撮影したことで(前回までの)状況とは何ら変化はありません。

「怪しいと思われる箇所の長さが47㎜ということでしょうか?」
⇒全くの勘違いです。

 NTDとはnipple tumor distance(腫瘍と乳頭の距離)をいいます。
 つまり、(病変の長さが47mmではなく)「病変と乳頭の距離が47mm」ということです。

「MRIで白く染まるのは悪性ということですか?」
⇒造影効果がある(増殖性が周りより高い)と言うだけの意味です。(乳腺症でも線維腺腫でも造影されることはあります)

「上記の大きさ(長さ)であれば癌の可能性はとても高いですか?」
⇒NTDは「乳頭からの距離」です。(上術のとおり)

「乳腺部分に留まっているがん=非浸潤というのは間違っていますか?それが長いと浸潤癌の可能性は高いですか?」
⇒これも全て誤解ですね。

「放射線・抗がん剤が必要な可能性が高いですか?(非浸潤癌でも?)」
⇒ここは「頭を整理」しましょう。

 放射線は局所療法であり、抗癌剤は全身療法です。
 放射線は(浸潤癌でも非浸潤癌であっても)部分切除の場合には「局所療法」として適応があります。(つまり、外科的生検した結果非浸潤癌なら、当然放射線はしなくてはなりません)
 
 ☆抗癌剤は非浸潤癌には全く適応がありません。

「今後ずっとつらい闘病か..投薬し不妊治療移植は2年無理となったら」
⇒これはありえません。(もしも非浸潤癌なら、術後放射線を5週間するだけで、その後の治療はありません)

☆物事はシンプルに考えましょう。
 「あらゆる(殆どゼロに近い)可能性」を考えて、凹むことは全く無意味です。
 現実は「非浸潤癌なのか、それとも境界病変どまりなのか?」そこが焦点なのです。

 「病変をきちんと切除(外科的生検)」して、その病理結果に応じた治療(予想されるのは放射線照射のみ)を行う。(勿論、不妊治療はすぐに再開できます)
  そして幸い良性ならば、「心配事が無くなって良かったですね」ということなのです。

 
 

 

質問者様から 【質問3】

ご意見お願いします
性別:女性
年齢:41歳

再質問 5225
度々の質問に回答いただき、ありがとうございます。

8月末に外科的生検を受け、現在結果待ちです。
手術から2週間弱後、傷の状況確認で診察を受けた際、分かっている状況を教えてもらいました。

・FEA,DICSを疑う細胞が多数混在しており、さらに検査が必要
・少なくとも湿潤がんは無い
・断面陰性
より詳しく調べるための検査、免疫染色病理組織標本作成を会計で支払い、帰りました。

断面陰性と、可能性ゼロに近かったとはいえ湿潤癌でなかったことは、良いことでした。

が、組織診の際のあった推定組織中、閉塞性腺症ではなさそうであり(FEAと混在している場合はあるが)病変は境界病変以上のもの、という診断は残念でした(針生検で出たのは良性の中に少しある境界病変だったら一番いい…と思っていた)

FEAについてお教えください。

FEAについて検索していても データが乏しい 非浸潤がんと非常に似ている 非浸潤がんの最も早期の組織像という情報はありましたが、FEAかDICSかの違いは何でしょうか。
FEAとADHの違いは何でしょうか。
境界病変→DICSへどのぐらいの時間で変わるのでしょうか。
さらに
行う検査とはどのようなものですか。
ジャッジは検査をする人によって異なるのか。

生検結果がFEAだった場合、がんになる前のものなら放射線治療は不要ですか。
ほかの治療(服薬等)必要になる場合がありますか。

また、外科生検の切除範囲についてお伺いします。

病変は右内側上部、乳頭より47㎜(前回教えていただきありがとうございました)微細石灰化の集まりは11㎜ほどでした。
MRIで確認した病変の拡がり大きさは聞いていませんが、手術前日に、外科的生検をする場合は
3cm強、悪性だった場合に備えマージンを付ける場合5cm強、両方の切除範囲の円をマーキングをしてもらい、5cm強で切除して頂きました。
脂肪が薄い部分だったので、切除した厚みは5㎜程度とのこと。

取り除いた部分のマンモ画像を見た際、微細石灰化(12㎜くらいに集まっている)が中央にあり、ど真ん中で取り除けている事を確認出来ました。

ですが、微細石灰化から少し離れたところにポツンとある白(微細集合ではないように見えた)も、これもそうだと思う、と言われました。
中心から2cmほど離れた位置でしたが、切除範囲外にも同じようなのがある場合があるのかな、残っているのかと不安になりました。

5cm強は正解だったのか、病変が拡がる際に石灰化が起きるなら、病変が断面陰性であれば石灰化も取りきれてるのは当然…?

このQ&Aでよく見る質問を同じように自分もするのが何とも言えないのですが…
術後、傷ではなく乳頭に物凄く痒みがある時があります。
切除範囲が十分だったのか不安です。
切除後の乳房をマンモグラフィーで検査するべきでしょうか。
外科生検後マンモグラフィーを出来るのはいつごろからなのでしょうか。

 

田澤先生から 【回答3】

こんにちは。田澤です。

人それぞれ考え方は違うとは思いますが…
私は物事は、極めて「シンプルに」考えます。

○現状は「境界病変~(極めて)大人しい=低悪性度の非浸潤癌」が「きちんと取り切れている」というものです。
 それ以上でも、それ以下でもありません。

 今後の治療としては(十分なマージンが確保されていれば)「放射線照射も省略できる」可能性さえもあります。(それ以上の治療は全く適応となりません)

☆上記通りです。
 私が主治医なら…

 「外科的生検して良かったですね。 (病理結果が境界病変とでても、低悪性度の非浸潤癌とでたとしても)これで根治です。 安心してお過ごしください」

 いたってシンプルな話なのです。

 
 

 

質問者様から 【質問4】

ご意見お願いします
性別:女性
年齢:41歳

度々回答頂きありがとうございます。

確定診断が出ました。

田澤先生の前回回答通りの結果でした。

病理診断
final report
Breast Bp
DCIS (low grade),suggested,see the discription

[初見]
最終報告
免疫染色を追加したので報告します
Targetの腺管は筋上皮(p63(+)など)に覆われ
ER100% PrG90% HE所見と併せてFEA + DCIS相当の病変と判定します

主治医の先生も前回診察時「もしもDCISなら放射線はやったほうがいいね」と仰っていましたが、最終結果から FEAとDCISが混在している、
病変自体が非常に少量、断端陰性、万が一局所再発した場合温存出来る選択肢を残す、等で放射線治療を省略を薦めました(患者がやりたいと言えば止めないが)。

結果、放射線治療無し、4ヶ月後に定期検診

診察室ではああよかった、放射線もしなくていい、とほっとしたのですが…

帰ってから切除部分の画像9枚(5mm厚)にスライスされた画像を見て気付きましたが、1枚病変からマージンが右は10㎜ほど、下部は5㎜ほどのものがありました。

病変の印は5枚にわたってあるので、サイズ 25㎜ほどだったようです。
腫瘤はなかったようですが…
ここまで拡がっても浸潤していないならおとなしい癌だから放射線治療省略という認識でよいですか?

管理No.5383の回答では腫瘤22㎜であれば照射すべきとありましたが、腫瘤がない場合も同様ですか?

可能なら先生に画像を見て頂きご意見いただきたいです。

私は放射線治療はやらずに済むなら、やりたくないです。

 

田澤先生から 【回答4】

こんにちは。田澤です。

「ここまで拡がっても浸潤していないならおとなしい癌だから放射線治療省略という認識でよいですか?」
⇒浸潤というより、「免染ではじめて、癌と診断される程度」の(言葉は悪いが)「しょぼい癌」なのです。

 照射は不要と思います。





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