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不安です

[管理番号:2227]
性別:女性
年齢:31歳
約3年前の乳がん検診で要精密検査になりました。
検診結果が届いた翌日乳腺外科を受診し良性腫瘍の為、経過観察で6ヶ月に1回検査してます。
昨年、芸能人の乳がん全的ニュースを知ってから頭から離れず私も乳がんになったりするのかと考えるようになり毎日不安です。
次の検査まで4ヶ月あるので、主治医の先生に内緒で市の医療機関乳がん検診を申込しました。
今回は、3年前と違う病院で乳腺外科があります。
市の年齢で項目が決まっており今回エコーのみの検診になるのですが、自費負担で触診追加可能と説明がありました。
問診で以前の検診で精密検査になった経過など話した方が良いでしょうか?また触診も追加した方が良いですか?
検診~受診の内容
2013年4月市の医療機関乳がん検診で触診とエコーを受けました。
結果…触診「右のみ硬結」エコー「カテゴリー3」要精密検査。
①2013年4月初診
触診とエコー再検、早い年齢でしたがマンモグラフィ追加。
経過観察
②6ヶ月後2013年10月
エコーと細胞診、結果「良性」
③6ヶ月後(初診から1年)2014年4月
エコーとマンモグラフィ、形に変化があり
再び細胞診、結果「良性」
④6ヶ月後2014年4月
エコー かわりなし
⑤6ヶ月後(初診から2年)昨年4月
エコーとマンモグラフィ かわりなし
⑥6ヶ月後 昨年10月
エコー かわりなし
⑦次回5月(初診から3年)
エコーとマンモグラフィの予定
長くなりましたが、お忙しい所申し訳ありませんがご回答宜しくお願いします
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
3年前から経過観察をしており、「2回細胞診をして良性」だということですね。
 
「問診で以前の検診で精密検査になった経過など話した方が良いでしょうか?」
⇒話すべきです。
 
 「注目すべき所見」があるのかどうかは「大事な情報」なのです。
 
「また触診も追加した方が良いですか?」
⇒その方がいいです。
 大事な情報と言えます。
 
○不安な気持ちも解りますが、「細胞診を2回した」上で「半年毎の経過観察で昨年の10月にもエコーで変化なし」ですから、心配ないと思います。
 ただ、「1つの施設での検診」に不安を感じる際に、「別の施設でも行う」ことは「より安心できる材料」と言えます。
 
 
 

 

質問者様から 【質問2】

先日はご解答ありがとうございました。
管理番号:2227です。
今日、市の医療機関乳がん検診(エコー・触診)を暫くぶりに受けてきました。
書類が入ってるファイルに3年前に見たあの嫌な精密検査用紙が一緒に入ってたのでドキドキしながらエコーをとり診察室に戻りました。
診察室に入ると自覚症状や問診票に書いた事を乳腺科の先生に色々きかれました。
経過観察中の病院名を伝えると乳腺専門医の☆☆先生かな?(☆=主治医の先生)☆☆先生が定期的にみてるなら大丈夫。
今日のエコー画像をみながら良性大丈夫てあっさり言われました。
一緒に入ってた精密検査用紙を看護師さんに「これいらないから受付に返して」渡してました。
今日の検診結果をもらいましたが、どんな意味か教えて下さい。
Rt-mamma
E領域3時に腫瘍を認めます
大きさ3×5×4mm
円形 堺界明瞭平滑 内部エコー等エコー
均一
後方エコー不変
カラードプラにて血流シグナル認めず
他、11時半方向に2mm大のcystic
massを認めます
Lt-mamma
12時、2時に腫瘍を認めます
大きさ5×7×6mm→12時
3×7×5mm→2時
円~楕円形
堺界明瞭平滑 内部エコー等エコー均一
後方エコー不変~軽度増強
カラードプラにて血流シグナル認めず
乳管の異常 -
腋窩LN腫脹 -
宜しくお願い致します。
 

田澤先生から 【回答2】

こんにちは。田澤です。
「Rt-mamma E領域3時に腫瘍を認めます 大きさ3×5×4mm 円形 堺界明瞭平滑 内部エコー等エコー均一後方エコー不変 カラードプラにて血流シグナル認めず 他、11時半方向に2mm大のcystic massを認めます」
⇒右乳腺
 E領域(乳輪部の事)3時(乳頭を中心として時計方向になぞらえて、頭が12時、足が6時 右の3時だと内側になります)に5mmの「線維腺腫のような所見」があり、他は「11時半=乳頭から見て頭の方向」に「2mmの嚢胞」がある。
 
「Lt-mamma 12時、2時に腫瘍を認めます 大きさ5×7×6mm→12時 3×7×5mm→2時 円~楕円形 堺界明瞭平滑 内部エコー等エコー均一後方エコー不変~軽度増強 カラードプラにて血流シグナル認めず」
⇒左乳腺
 12時方向には7mm, 2時方向にも7mmの、これらもやはり「線維腺腫疑い」の所見です。
 カラードップラーとは「血流」を見ていて、「増殖の強い腫瘍は血流が豊富である」ことを参考にします。