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乳がん

[管理番号:2341]
性別:女性
年齢:37歳
おはようございます。
はじめての質問です。
去年の年末頃 左胸が痛くなり(生理後すぐ)自己触診をしていたところ、左胸上部内側(乳房から3センチくらい)のところに米粒ほどの大きさのシコリに気づきました。
硬くもなく柔らかくもない プチっとしたシコリです。
今までに乳腺外科で4回診察をしていただいたことがあり、最後の検査は約3年前になります。
(その時は乳腺のう胞がありました。)
今回も前回と同じ病院で診ていただいたところ、(エコー検査)乳腺線維種かな?シコリも丸くて 悪い感じには見えないけど…。
でも前の検査では なかった場所に新しいシコリがあるので、念のために細胞診をしていだきました。
一週間後検査結果が出ました。
結果はクラス3 で 7割良性で3割が 壊死型石灰化あり でした。
そのあと 針生検をして頂き、(バチンっと音がなる)また一週間後の結果予定です。
家に帰ってから 細胞診クラス3 壊死型石灰化について色々調べました。
壊死型石灰化はガン細胞と書いてあり 不安の毎日です。
担当の先生からは シコリは5ミリなので もし悪いものであっても大丈夫だから心配しなくてもいいですよ と声をかけていただきました。
しかし 調べれば調べるほど不安な気持ちになり、浸潤がんだったらどうしようとか 壊死型石灰化は悪性度が高いとか、将来の 転移の可能性など…。
まだ 子供が小さいので不安だらけです。
孫の顔が見れるまで生きていたいです。
私の今の状況はどんな感じでしょうか?
検査はエコー検査 触診 細胞診です。
よろしくお願いします。
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
今回のメール内容は「質問者の勘違い」でしょうか?
どう考えても「医学的に説明がつかない」内容があります。
質問者が「誤り」に気付く事を希望しています。
「前の検査では なかった場所に新しいシコリがあるので、念のために細胞診」
⇒これはいい事です。
 
「結果はクラス3 で 7割良性で3割が 壊死型石灰化あり」
⇒ これがおかしな表現です。
 「7割良性で3割が 壊死型石灰化」
 こんな「おかしな表現」があるとは思えません。
 細胞診レポートに記載されている内容では「ありえません」
 おそらく、「担当医が説明した内容」なのでしょう。
 それにしても「悪性の可能性が3割」というなら解りますが、
 「3割が壊死型石灰化」という表現はありえません。
 ○壊死型石灰化は「癌にしか起こらない石灰化」です。
 
「壊死型石灰化は悪性度が高いとか、将来の 転移の可能性など…。」
⇒全く余計な心配です。
 「壊死型石灰化」は典型的な「癌に伴って起こる石灰化」です。
 ただ、「非浸潤癌」であれば「悪性度など無視」できます。
 ○転移の心配など全くありません。
 
「私の今の状況はどんな感じでしょうか?」
⇒「細胞診クラス3」だけでは不明です。
 
 ○ただ「細胞診クラスⅢ」は珍しくもない所見であり、「針生検で確認すべき」と言えます。