乳がんプラザ|乳がんの手術は江戸川病院・東京


[管理番号:5593]
性別:女性
年齢:51歳

田澤先生
初めて質問させていただきます。

実は、先日受けた乳がん検診で、今までマンモグラフィで写っていなかった2cm弱の腫瘤が見つかりました。
マンモグラフィの所見はカテゴリー3 、乳腺エコーの所見はカテゴリー4でした。
マンモグラフィは横方向では写らず、斜位と縦方向の撮影で薄っすらと描出されています。
左乳首の上A C 領域に今回指摘されましたが、腫瘤は全く触知出来ません。

多分、閉経はしたと思います。
乳腺エコーで境界不明瞭な低エコー所見ということで、MRIと生検を受けます。
2週間後には確定診断がつきますが、やはり乳がんを疑っていた方がよいのでしょうか。
母や叔母に乳がんを患った者はいませんが、妹が昨年末に乳がんを患いホルモン療法を受けています。
もう1人の妹も乳がん疑いで結果待ちです。
3姉妹が左乳房であることも気になります。
先生の意見をいただけたらと思います。

どうかよろしくお願い致します。

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

私がこのメールを読んでご指摘したいことは、
 マンモはあくまでも「存在診断(何かがありそう?)」であり、エコーこそが「質
的診断(この腫瘍は、これではないか?)」だということです。

「マンモグラフィの所見はカテゴリー3 、乳腺エコーの所見はカテゴリー4でした」
⇒お解りでしょうか?
 
 腫瘍があることが解っている(存在診断はもはや無意味)以上(マンモのカテゴリー3は全く無意味であり)重要なのは、「エコーのカテゴリー4」なのです。

 ☆残念ながら、(質的診断である)エコーのカテゴリー4は「癌を疑うべき所見」です。
  気持ちを切り替えて(MRIなどどうでもいいが)組織診断で確定診断を得ることです。

  決して「組織診断で曖昧なまま経過観察はしない=必ず確定診断を受ける」それこそが重要です。(残念ながら医師の針生検の精度にはバラつきがあるからです)

「3姉妹が左乳房であることも気になります」
⇒それ(左側)は全くの偶然です。

 (もしも)癌だと仮定すれば
  LLL
  LLR
  LRL
  LRR
  RLL
  RLR
  RRL
  RRR

  上記のように、3人が左の確率は1/8(これは数学的に1/2x1/2x1/2=1/8ということです)
   3人が同側(右か左)は1/4となります。

  何が言いたいかと言うと、(偶然と片付けられる程度の)確立だということです。

☆重要なことは(マンモのカテゴリー3ではなく)「エコー(質的診断)のカテゴリー4」だということです。
  早期発見に勝る治療なし。確定診断に拘る事です。





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