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マンモグラム読影所見_腫癌カテゴリー3

[管理番号:4583]
性別:女性
年齢:52歳
○○市在住です。
市の乳がん検診にて、マンモグラム読影所見で腫癌カテゴリー3と評価され要精密検査となってしまいました。
触診では問題なしとのこと、マンモグラフィも1人の医師の方の所見は異常なしでしたが、
2次読影所見で診ていただいた方の評価では
【乳腺の評価】=不均一高濃度
【腫癌】あり(左)カテゴリー3
【石灰化】あり(左・右)カテゴリー1
・悪性の所見を否定できず → 要精密検査と診断されました。
ちなみに、昨年、一昨年とも、別の健康診断でエコーをしており、両胸にのう胞ありと診断されていました。
このような状況から、乳腺のう胞がマンモで映りこんだものではとも思いますが、初期癌ではないかとの心配もあります。
どう思われますでしょうか、精密検査を申し込みましたが検診した病院では5月以降になるとのことで心配になってきました。こちらの病院に
細密検査を申し込んだ場合5月前に診ていただけるのでしょうか。
ご意見のほどよろしくお願いいたします。
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
このようなケースでは「実際に画像を見ていない」ので、あくまでも印象でのコメントとなります。
「マンモグラフィも1人の医師の方の所見は異常なしでした」
⇒この事実からは「誰が見ても明らかな異常」ではなく「かなり微妙な所見=結局、正常」となる可能性が高相です。
「乳腺のう胞がマンモで映りこんだものではとも思います」
⇒この可能性は高そうです。
「初期癌ではないかとの心配もあります」
⇒勿論、その可能性がゼロであれば、チェックされなかった筈なので可能性はあります。
 ただし読影医のうち「1名は正常と判定」したことから、可能性は高くはないと思います。
「こちらの病院に細密検査を申し込んだ場合5月前に診ていただけるのでしょうか。」
⇒予約状況は…
 「5月前」どころか、「5月中も厳しい」ようです。
 ♯市川も似た状況のようです。
 質問者は「決して急がなくてはならない状況」ではありませんので、過度に心配する必要はありません。