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病理結果について

[管理番号:3497]
性別:女性
年齢:38歳
初めて質問させていただきます。
いつも参考にさせていただいています。
乳癌の診断で、1.3cm。
針生検の結
果、ER+ PgR+ HΕR2(1+) ki67:6.5%
でルミナールAの診断で自分の希望で全摘しました。
手術の結果腫瘍径15×11mm、浸潤径5×4mm、リンパ管、静脈浸潤なく、センチネルも陰性で小さいものでしたがER+
pgR+ HΕR2+(3+) ki67:20%で化学療法とハーセプチンをすすめられました。
こんなた病理ってかわるものなのでしょうか?
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
HER2陽性での抗HER2療法の適応はpT1b以上となります。
「化学療法とハーセプチンをすすめられました。」
⇒質問者は浸潤径5mm pT1a(5mm), pN0, luminal B(HER2陽性)となりますので、適応外です。
 ホルモン療法単独でいいと思います。