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病理検査後の治療について

[管理番号:5042]
性別:女性
年齢:54歳
最初の検査では、ステージ3c しこりの大きさは10cm以上 表面は赤くなり皮膚が張って乳首が中からのしこりによって押され、下向きに固定された状態でした。
しこりは左乳房の上の部分にありました。
トリプルネガティヴ リンパ節に、2つほど大小のしこりあり 画像では鎖骨のところにも転移がありました。
他の部分には転移なし。
この状態では、術前薬物療法をしてからの手術しか方法がないということで、抗ガン剤を5ヶ月やりました。
AC療法の時は目に見えてしこりが小さくなり、表面も赤みも張りもなくなりました。
ドセタキセルは、効いたという実感はあまりありませんでした。
術前薬物療法後のCT.MRI.骨の検査でも、鎖骨のところは消失 脇のリンパ節の部分は手に触れるものは感じられなくなっていました。
術後病理検査では、腫瘍の部分に10%ほどの癌の残りがありました。
リンパ節は2の段階までの切除です。
私の場合、放射線治療をすべきですか?
またそれで、予後がどの程度上乗せできるのでしょうか。
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
「私の場合、放射線治療をすべきですか?」
⇒その通りです。
「またそれで、予後がどの程度上乗せできるのでしょうか。」
⇒予後の上乗せはあると言われていますが…
 全身療法が整備された今では本当の所は解りません。
 ただ、局所再発のリスク低減効果は十分に期待できます。