乳がんプラザ|乳がんの手術は江戸川病院・東京


[管理番号:3962]
性別:女性
年齢:54歳

1か月ほど前から右胸に痛みを感じていました。

いつもは、毎年12月ごろに同じ人間ドックでマンモグラフィーを行っているのですが、それを待たずに地元の市の検診が(900円で)受診できることを知り、別の病院で11月(上旬)日にマンモグラフィー検査と触診を受けました。

すると、その日のうちに検診の担当医から、すぐさま専門医に受診するようにと連絡があり、((上旬)日)に乳腺外科医の診察を受けました。

乳腺外科医の先生のお話では、マンモグラフィーの画像では、右胸上部に石灰化が放射状にみられるということで、昨年12月の検査で何も指摘されていないということを聞いたから、
それにしては「足の速い」がんだといえるのではないか、このように検診医からすぐさま回ってきたのは初めてで経験がないことだ、検診医の段階でがんの疑いがきわめて強いと思ったからだろうと言われました。

その日((上旬)日)に再度マンモグラフィー、触診、超音波の検査を受け、触診では何もわからない状態だと言われました。

エコーしながらの細胞診で針生検をされたのですが、病変部にうまく当たらないと言われ何度もやり直され、注射器状の針を2本刺された(やり直された)のも気になっています。

マンモグラフィーの画像での見立てを聞くと、カテゴリー5と言われました。

(中旬)日にMRI検査を受け、(中旬)日に診断結果を聞くことになっています。

あわせて、過去人間ドックを受けていた別の医療機関(人間ドック専門)のところから、マンモグラフィーとエコーの過去の画像をもらうことになっているので、(中旬)日に持っていく予定です。

どのようなことが考えられるでしょうか。

現在のところ、夫も現在東京に単身赴任中です。
一人では心もとないので、夫に相談し、夫の知人が(○○)大出身で医師をしていることもあり、今週中に東京の(○○大)病院に受診し、東京で治療を受けようと考えています。

しかし、正直に申し上げて、このホームページでの先生の熱心なご回答を拝見し、先生に受診したほうがよいのかもと考え始め、迷っています。

江戸川病院は夫の単身赴任先からずいぶん距離があるので、術後の治療を考えた時に、それだけがネックなのですが。

ご回答いただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

コメド壊死を伴う典型的な「区域性石灰化」を想像します。
カテゴリー5としているところからも「多形性もしくは微細線状、分枝状」石灰化なのでしょう。

コメド壊死を伴う石灰化であり、(触診では触れない事も考え合わせると)「コメドタイプの非浸潤癌」が想像されます。(微小浸潤などを伴うケースあり)

「どのようなことが考えられるでしょうか。」
⇒上記の通りです。

 コメドタイプの非浸潤癌は「突然できた」印象となるかもしれませんが、「早期は早期」です。
 何も心配ありません。

 要は「MRIで拡がり診断」をして、「石灰化の範囲とMRIの範囲」が小さければ「温存可能」となります。

「江戸川病院は夫の単身赴任先からずいぶん距離があるので、術後の治療を考えた時に、それだけがネック」
⇒術後の治療として想定されるのは…

 非浸潤癌(もしくは微小浸潤のみ)であれば、局所療法だけで終了です。全身療法の必要はありません。

 ○局所療法(右乳腺をどうするか?)
  全摘 or 温存(部分切除)+放射線照射

 ○全身療法
  ホルモン療法や抗がん剤





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