乳がんプラザ|乳がんの手術は東京の江戸川病院乳腺外科

頻度:乳腺腫瘍の0.5%以下

線維腺腫と似ているが、急速増大や(切除後の)再発しやすさが特徴

間質が腫瘍性(monoclonal)であり、巨大化したり悪性化するものがある。
※この間質細胞の所見(細胞密度・細胞異型・核分裂の数)良性~境界悪性~悪性に分類される。
乳がん1
<私の経験した悪性葉状腫瘍>

 

治療 切除

※巨大化する過程や、切除後の再発の際に、悪性化することがあり悪性度の低いうちに完全切除(1cm以上の切除マージン)することが望ましい。

 

局所再発(腫瘍がもとあった場所に再びできる)

※葉状腫瘍は(摘出)術後再発し易いことで知られている。

①局所切除後の再発頻度(文献的に)
良性(8%) < 境界悪性(21%) < 悪性(28%)

②悪性葉状腫瘍では乳房切除(乳房全切除)が選択されることが多く、その場合の局所再発率は12となる。

 

●悪性葉状腫瘍に話を絞ると

22%で肺転移が起こる。(乳癌とは異なりリンパ節転移は殆どない)
肺以外では骨>肝などの遠隔転移の報告がある。
遠隔転移は初回治療から3年以内に起こり、5年生存率は66-80%である。
※乳癌治療では抗癌剤・ホルモン療法・放射線なども効果があるが、悪性葉状腫瘍はこれらは無効である。
⇒手術が唯一の治療