乳がんとは|乳癌の症状、しこりや石灰化について解説|石灰化にマンモトーム|乳癌の治療|東京の江戸川病院 乳腺外科・乳腺外来

みなさん。こんにちは。

お陰さまで「QandA」も4000を超えました。

2年前の今頃は「なかなかQがなく、100も超えていなかった」のではないかと記憶しています。

その意味では「4000」というのは、とんでもない数字でありイチロー選手の域に少し近付けた気がします(これは冗談です)

 

先日、読売新聞に乳癌の手術件数が出ていました(2015年実績)

 

癌研(以下略称) 1000

聖路加 866

昭和大 427

駒込 425

順天堂大 390

都立多摩総合医療センター 377

虎ノ門 360

日大板橋 325

東京女子医大 264

東京医大 261

東京医療センター 247

三井記念 222

杏林医大 210

日本医大 210

慶応大 197

慈恵医大 188

順天堂大練馬 178

Nクリニック 172

Kクリニック 168

関東中央 165

江戸川 161

 

2014年に乳腺外科を立ちあげて(ゼロからのスタートでした)、ようやく2015年のデータに当院が入ってきました。

当院では段階的に手術枠の「増枠」に「増枠」を重ね、2016年4月以降では、週7枠(年間300件を超えるペース)となっています。

♯(来年に掲載されるであろう)2016年のデータでは(1~3月はまだ少ないので)まだ300件にも届かないかもしれません。

その意味では2017年の数字が楽しみです。

 

私が目指すは「年間400件以上」ですが、「乳腺外科医10人以上」いる「それらの病院(癌研、聖路加、昭和大、駒込)」に「たった1人」で立ち向かう私は(現代の)「ドン.キホーテ」と思いますか?

♯自分で超音波をしない、それらの医師達が束になろうと、負ける気はサラサラありません。

 

○今でも思い出すことがあります。

私が去った穴を(1人の医師で)埋めることができずに困り果てた医局長が私に、こう言いました。

「田澤君。乳腺外科に必要なのは一人のスーパーマンではない。誰でもが替わりを勤まる、そういう便利な人間なんだよ。」

「???」

当時、私は反発しました。

『患者さんにとって、(自分を診てくれる)医師はスーパーマンでなくてはならないのでは? 少なくともそれを目指さなくてはならない。』と。

 

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ドン.キホーテと聞いて私が思い浮かべるのは、(あの量販店では決して無く)尾崎豊です。

名盤「回帰線」の中の「Bow!」の歌詞にでてきます。(当時、覚える位歌ったものです)

 

 

 

♪若さにまかせ挑んでく、ドン.キホーテ達は%e5%9b%9e%e5%b8%b0%e7%b7%9a

世の中のモラルを一つ飲み込んだだけで

一つ崩れ、一つ崩れ、

全て壊れてしまうものなのさ

 

あいつは言っていたね。サラリーマンにはなりたかねぇ。

朝夕のラッシュアワー。酒びたりの中年たち。

ちっぽけな金にしがみつき。ぶら下がってるだけじゃ NO NO

救われない。これが俺たちの明日ならば― ♪

 

 

すみません。どうしても年取る?と、思い出すのは「昔の曲ばかり」になってしまいます。

昨日の「安部礼二」でも竹内マリアの「毎日がスペシャル」がかかってましたね。

「アラフィフ」世代には溜まりません。

そんな私でも、時には「現代の歌」に感銘を受ける事があります。

次回は、そんな「数少ない」曲を紹介しましょう。

 

 

話しはガラッとかわり、

○乳がんと診断されても…

遠隔転移の心配をする必要はありません。

 

どこかの病院では(無駄に)CTや骨シンチ、PETなどをルーチンにしているようですが、「無駄な医療被曝を避ける」ようにしましょう。

♯かつて、このQandAでは「脳MRI!まで術前に撮影されていた」方がいらっしゃいましたが… unbelievable ! (興奮のあまり、ル―大柴のようになってしまいます)

 

最近、腫瘍が顔を出している状態の患者さんが立てつづけに2人受診されました。

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さすがにこのケースでは私も全身検索(CTと骨シンチ)をオーダーしました。

結果は「異常無」でした。

「やっぱり、乳癌で(初診時に)遠隔転移はないよなー」再確認しました。

皆さん、ぜひ参考にしてください。

乳癌は「この状況」となっても「遠隔転移」を(めったには)起こさないのです。

♯さっそく、本日のQでも勘違いされている質問者がいたので注釈しますが…

○術後の経過観察中に(残念にも)遠隔転移を起こすことはあります(10年生存率が90%ならば、10%の方は遠隔転移するわけです)

私が言っているのは、「術後経過観察中に遠隔転移が起こらない」という意味では無く、『初診時(初発治療時)に遠隔転移をきたしている患者さんは殆ど無い』ということです。

是非、皆さん。(担当医の言われるままに無駄どころか有害な検査を安易にされないように)参考にしてください。