乳がんプラザ|乳がんの手術は東京の江戸川病院乳腺外科

来週、9月の連休ですね。楽しみです。

私は、久しぶりに仙台へ行ってきます。(それで、今週末のQandAは休止とします。大変ご迷惑をおかけします)

楽しみにしているのは「Restaurant 拓」と「ホシヤマ珈琲」です。

「☆ヤマ」については、以前にも触れていますので割愛するとして、今回は「拓」について。

 

%e3%83%ac%e3%82%b9%e3%83%88%e3%83%a9%e3%83%b3%e6%8b%93拓はとても素晴らしいフレンチです。

ご主人がシェフで、奥さまがソムリエなのですが、ご主人に同行したフランスで本場のワインに魅了されソムリエとなったと聞いています。(記憶では…)

 

 

私がワイン好きになった原点でもあります。

(モンラッシェはいいですね)

 

 

 

 

 

どこかの「巨大レストラン」のように、誰が(どんな情熱を持って)作っているのか解らないのとは決定的に異なり、「シェフの顔が見える」そんな素敵なフレンチです。

まるで手術と一緒です。

 

○私が「拓」に魅了されているのは、「ご主人夫婦の人柄」「その素晴らしい味」「隠れ家的雰囲気」も、さることながら、『オーダーメイド感覚で、予約時に予め(食べたいものを)オーダーできる』という点です。

決まったコースメニューも存在しますが、(事前の)相談次第で「ジビエ」でも「ウズラ」でも「トリュフやキャビア(ちょっと贅沢ですが、たまには…)」でも自分好みの料理を提供してくれます。

乳癌治療も「オーダーメイド化」が究極のゴールですが、まずは「日常をオーダーメイド化」したいものです。

 

 

今回は「検診」について

最近、気付いた実例を挙げてみます。

 

Aさん(仮名)

検診で「マンモグラフィー」と「超音波」の両方を受けました。

戻ってきた結果は「マンモグラフィー:局所的非対称性陰影FAD(カテゴリー3) エコー:異常無(カテゴリー1)」でした。

 

そして当院を受診されました。

「マンモグラフィーでのFADは最も偽陽性の多い検査です。そもそも検診の場でエコーをしてすでに解決しているのだから要精査とするのは如何なものか?」

 

Aさん

「えっ、どういうことですか?」

 

「それでは説明しましょう。」

FAD:focal acymmetric density これは乳腺濃度に左右差があり、「もしかして腫瘤の可能性があるかもしれない」程度の所見です。

fad

その99%は異常無となることが前提である所見といえます。(検診の場では1%でも見逃しが有ってはならないという意味では、要精査とすること自体は決して間違いではありません)

 

 

○主旨としては、(本物の腫瘍の可能性は大変低いながら)『超音波をして、本当に何も無い事を確認しましょう』と解釈頂いて結構です。

♯腫瘍の疑いが強い場合には(FADではなく)「腫瘤」という所見となります。

 

ただし、今回の場合には(検診の場で)すでに「超音波をして、(やっぱり)異常が無かった」と確認しているわけです。

そうなると、『検診の場で超音波で(異常が無い事を)確認済』となるわけです。

 

Aさん(少し憤慨しながら…)

「それでは、ここに来た事は全く無駄だたと言う事?」

 

「いや、そうではありません。次のように考えてみましょう。」

検診超音波はあくまでも「検査技師さん」が行っています。

本当に異常がないのか(病院を受診して)「医師自らがエコーして確認」することは無意味ではありません。

「それでは、私がエコーしましょう。

 

○そして、実際に丁寧にエコーしましたが(検診での技師さんの所見通り)「異常無」でした。

「大丈夫、異常はありませんでしたよ。」

 

Aさん(ホッとしながら)

「医師にもチェックしてもらって、本当に安心ということでですね?」

 

「まさに、その通りです。」(終)

 

○皆さん。お解りになりましたか?

FADは(その99%は異常所見無だから)検診の場で(技師さんが)エコーで「異常無」とすれば、厳密な意味での「要精査は不要」とは思います。

 

ただし、(僅か1%とはいえ)本物の異常が隠されているかもしれないのですから(要精査として)病院で「医師自らがエコーして確認」することは「全く無意味ではない」と思います。

 

★でも…

(せっかく病院に来ても)大学病院や○研病院のように、

「その病院の検査技師がエコー」して『そこの医師たちは、その画像を見るだけ』であれば…

何の意味も無い様に思いますが、如何でしょうか??